こんにちは!武田塾仙台エリアです!
受験生の皆さん、古文の勉強は順調に進んでいますか?
「古文単語が全然覚えられない」「助動詞の意味や活用が覚えられない」「古文は何となく読んでいるけれど、模試で点数が取れない」という人も多いのではないでしょうか。
特に受験が近づくと、英語や数学、理科・社会などの勉強に追われて、古文の対策が後回しになってしまうこともあります。
ですが、古文は英語などと比べて、基礎として覚えるべき単語や文法事項を比較的絞りやすい科目です。
結論からお伝えすると、1か月でも古文単語・古典文法の基礎を集中的に固めることは十分に目指せます!
ただし、1か月で必ず古文を得意科目にできるわけではありません。大切なのは、単語と文法を覚えるだけで終わらず、実際の文章を読める状態までつなげることです。
今回は、2026年度の最新参考書ルートや共通テストの出題傾向も踏まえながら、古文の基礎を1か月で固める勉強法を紹介します!
そもそも古文は1か月で完成できる?
古文は、正しい順序で取り組めば、比較的短期間でも基礎を固めやすい科目です。
理由は、大学受験で必要となる重要古文単語や文法事項がある程度決まっているからです。
例えば、古文を読むために必要になるのは、主に次の4つです。
- 古文単語の意味
- 助動詞・助詞などの古典文法
- 敬語や主語の判断
- 古典常識と文章の読み方
特に古文単語と古典文法は、参考書を使って繰り返し学習することで、短期間でも知識を増やしていくことができます。
ただし、注意したいのが「単語と文法を覚えた=古文が読める」というわけではないことです。
覚えた知識を使って文章を読み、登場人物や主語、敬語の関係などを把握する練習も必要になります。
そのため、今回の1か月では「古文の基礎知識を固め、短い文章で使えるようになること」を目標にしましょう。
1か月で古文を固めるための3つのポイント!
①古文単語と古典文法は同時に進める!
古文の勉強でよくあるのが、「単語帳を全部覚えてから文法に進もう」という方法です。
もちろん、単語を覚えることは重要です。しかし、単語帳の完成を待っていると、文法や読解の学習に入る時期が遅れてしまいます。
そこでおすすめなのが、古文単語と古典文法を並行して進めることです。
例えば、毎日古文単語を30〜50語確認しながら、文法では助動詞や敬語を少しずつ勉強していきます。
最初からすべてを完璧にする必要はありません。単語と文法をそれぞれ進めながら、前日に学んだ内容も復習していきましょう。
②「覚えたつもり」で終わらせない!
古文単語帳や文法書を何度も読んでいるのに、模試で点数が取れない人はいませんか?
その原因の一つが、「見ればわかる」と「自分で答えられる」を混同していることです。
例えば古文単語の「あやし」を見て、代表的な意味をすぐに答えられるでしょうか。
「何となく見たことがある」だけでは、文章中で意味を判断するのは難しいです。
古文単語なら、単語を見て意味を即答できるか確認する。古典文法なら、助動詞の意味・接続・活用を自分で説明できるか確かめる。
このように、必ずテスト形式で確認しましょう。
③覚えた知識を実際の文章で使う!
単語や文法を覚えたら、短い古文の文章でも構わないので、実際に読んでみましょう。
例えば、助動詞の「けり」を覚えた場合、文章の中で出てきたときに過去と詠嘆のどちらの意味が適切なのかを考えます。
敬語なら、誰から誰への敬意なのかを確認してみましょう。
古文では、主語が省略されることも珍しくありません。敬語や文脈を手がかりに「誰が何をしたのか」を考える練習も重要です。
単語・文法の暗記から読解へつなげることを意識してください。
【実践編】古文を1か月で固める勉強スケジュール!
ここからは、実際にどのようなペースで勉強を進めるのかを紹介します。
今回は、古文単語315語程度の単語帳を使用する場合のモデルプランです。学校での学習経験がある人を想定しているため、古典文法をほとんど学んだことがない人は、理解に必要な時間を多めに確保しましょう。
| 期間 | 古文単語 | 古典文法・読解 |
|---|---|---|
| 第1週 | 1〜100語を中心に暗記 | 用言の活用・助動詞の基礎 |
| 第2週 | 101〜200語+前週の復習 | 助動詞の意味・接続・活用、敬語 |
| 第3週 | 201〜315語+既習範囲の復習 | 助詞・識別・敬語、短文読解 |
| 第4週 | 全単語の総復習 | 文法の弱点補強・読解演習 |
※単語の範囲は目安です。教材の構成や現在の習熟度に応じて調整してください。
1日の勉強時間はどれくらい必要?
古文に毎日60〜90分程度を確保できる場合、例えば次のような配分がおすすめです。
- 古文単語:20分
- 古典文法:30分
- 前日までの復習・確認テスト:10〜15分
- 短文読解や例文確認:10〜25分
特に重要なのは、覚える時間だけではなく、復習する時間を最初から確保しておくことです。
単語を一日50語覚えても、翌日には忘れてしまうことがあります。翌日・数日後・週末など、繰り返し確認する機会を作りましょう。
また、1週間の最後には確認テストを行い、覚えきれていない範囲を翌週の計画に組み込むこともおすすめです。
2026年度版!古文のおすすめ参考書
ここからは、武田塾の2026年版参考書ルートにも掲載されている教材を中心に、古文の基礎固めにおすすめの参考書をご紹介します。
古文単語①『読んで見て覚える重要古文単語315』
古文単語の定番教材の一つです。
重要単語315語を中心に、イラストや例文などを使いながら意味を覚えていくことができます。
単語の訳語だけを丸暗記するのではなく、古文ならではの意味や、複数の意味のつながりを理解することがポイントです。
1か月で基礎を固めたい人は、まずこの1冊の重要語を繰り返し確認していきましょう。
古文単語②『Key&Point 古文単語330』
こちらも武田塾の参考書ルートに掲載されている単語帳です。
古文単語の意味だけでなく、語句の理解や読解につながる知識を学べます。
すでに学校でこの単語帳を使用している場合は、無理に別のものへ変更する必要はありません。
古文単語帳は何冊も増やすよりも、今使っている1冊を確実に仕上げることが重要です。
※語呂合わせで覚えたい人には『古文単語ゴロゴ』も選択肢です。
古典文法①『富井の古典文法をはじめからていねいに』
「助動詞の接続がわからない」「古典文法を最初からやり直したい」という人におすすめの参考書です。
講義形式で説明されているため、文法の仕組みを理解しながら学習を進められます。
特に古典文法が苦手な人は、いきなり問題集を解くのではなく、まず解説を読んで基本事項を理解するところから始めましょう。
ただし、読むだけで終わらせず、重要事項を自分で説明できるか確認することが大切です。
古典文法②『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』
古典文法の知識を問題演習で定着させたい人におすすめです。
助動詞や助詞など、重要な文法事項について実際に問題を解きながら確認できます。
講義系の参考書で理解した内容を、このような問題集で確認する流れがおすすめです。
間違えた問題は解説を読んで終わりにせず、何も見ずにもう一度解けるようにしましょう。
読解系『富井の古文読解をはじめからていねいに』
単語と文法の基礎がある程度身についてきたら、次に取り組みたいのが古文の読み方です。
古文では、単語や文法を覚えていても、主語を取り違えたり、敬語の関係を読み間違えたりしてしまうことがあります。
この参考書では、そうした古文読解の考え方を基礎から学ぶことができます。
古文単語・古典文法を覚えたあと、「文章になると読めない」という人は、読解の方法も確認してみましょう。
※紹介した参考書をすべて1か月で終わらせる必要はありません。現在の学力に合わせて教材を選び、必要なところを優先して進めてください。
2026年の共通テストから考える!古文は暗記だけでは足りない?
2026年1月に実施された大学入学共通テストの古文では、『うつほ物語』が出題されました。
特徴的だったのは、本文に加えて同じ作品の別の箇所を引用し、内容を併せて考える問題が出題されたことです。
共通テストでは、単純に単語の意味を知っているだけではなく、文章の内容や登場人物の関係などを正しく理解する力が求められています。
そのため、1か月の基礎固めが終わったら、実際の古文を読む演習へ進みましょう。
共通テストの古文は45点分あります。国語全体は90分で解くため、正確に読む力に加えて、時間を意識した演習も必要です。
まずは短い文章を正確に読めるようになり、その後に共通テスト形式の演習へ進むことをおすすめします。
古文が伸びない人にありがちな3つの失敗
①単語帳を眺めるだけで終わっている
単語帳を読むことと、覚えていることは別です。
単語を隠して意味を答えるなど、必ず自分で思い出す練習を行いましょう。
②文法を丸暗記して、使い方を理解していない
例えば助動詞の活用表を覚えていても、実際の文章中で意味や接続を判断できなければ得点にはつながりません。
問題演習を通して、覚えた文法事項を使えるようにすることが大切です。
③単語と文法だけで満足している
単語帳と文法問題集を完成させたのに、長文問題が解けない人もいます。
それは、文章を読む練習が不足している可能性があります。
単語・文法の基礎固めができたら、主語の把握や敬語の判断、古典常識などを確認しながら読解へ進みましょう。
特に、模試で古文の得点が伸び悩んでいる人は、「単語不足」「文法不足」「読解力不足」のどこに原因があるのかを整理することが重要です。
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まとめ
今回は、古文単語・古典文法を1か月で固めるための勉強方法と、おすすめ参考書について紹介しました。
古文は、重要な単語や文法事項を繰り返し学習することで、短期間でも基礎を固めやすい科目です。
今回紹介した勉強方法で特に意識してほしいのは、次の4つです。
- 古文単語と古典文法を同時に進める
- 参考書を増やしすぎず、必要なものに絞る
- 暗記だけで終わらず、確認テストを行う
- 覚えた知識を実際の読解で使う
もちろん、1か月で古文のすべてが完成するわけではありません。
しかし、今まで何となく古文を勉強していた人でも、この1か月の使い方を変えることで、読解へ進むための土台を作ることはできます。
「古文は苦手だから後回し」と考えるのではなく、まずは今使っている単語帳と文法書から始めてみましょう!
武田塾仙台エリアでした!


