こんにちは!武田塾仙台エリアです!

高校3年生・浪人生の皆さん、共通テストの理科基礎対策は順調に進んでいますか?

「英語や数学の勉強で手いっぱい」「理科基礎は何から始めればいいかわからない」「暗記しているのに模試で点数が取れない」という人も多いのではないでしょうか。

特に国公立大学を志望している受験生にとって、理科基礎は後回しになりやすい科目です。しかし、選択する2分野で100点分となるため、ここでの失点が合否に影響することもあります。

今回は、2026年度の共通テストの出題傾向を踏まえ、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎のおすすめ参考書と勉強方法をご紹介します!

まず、共通テストで理科基礎を受験する場合、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎の4分野から2分野を選択します。

試験時間は2分野合わせて60分、配点は各50点の合計100点です。

理科基礎の大きな特徴は、暗記した知識を答える問題だけでなく、実験・観察・グラフ・会話文などをもとに考える問題も出題されることです。

実際、2026年度共通テストの平均点は次のようになりました。

科目2026年度平均点(50点満点)
物理基礎34.68点
化学基礎28.58点
生物基礎36.46点
地学基礎28.17点

※河合塾Kei-Netの公表データより。

科目や年度によって平均点には差があり、理科基礎だからといって必ず高得点を取れるわけではありません。

そこで、まずは自分が選択する科目の基礎を固め、その後に共通テスト特有の出題形式へ慣れていく必要があります。

物理基礎の対策におすすめなのが、文英堂の『高校これでわかる基礎問題集 物理基礎』です。

物理基礎は、公式を覚えるだけでなく、実際の現象を理解し、問題に合わせて公式を使い分ける必要があります。

この問題集では、教科書レベルの基本問題から標準的な問題まで段階的に演習できるため、計算問題に苦手意識がある人にもおすすめです。

こんな人におすすめ!

・物理基礎の公式を覚えているのに問題が解けない
・グラフや計算問題が苦手
・基本問題を繰り返し練習したい

物理基礎の勉強で気をつけたいこと

2026年度の共通テストでは、スマートフォンを使って台車の運動を調べる問題や、電気回路を利用した比熱の測定などが出題されました。

こうした問題では、覚えた公式をそのまま当てはめるだけではなく、問題文やグラフから状況を把握する力が求められます。

まずは基本問題で公式の意味や使い方を理解し、解けなかった問題は解説を読んだ後、何も見ずにもう一度解いてみましょう。

なお、物理基礎の内容そのものが理解できていない場合は、同シリーズの『高校これでわかる物理基礎』などの講義系参考書と併用するのもおすすめです。

化学基礎におすすめなのが、旺文社の『共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版』です。

化学基礎は暗記科目と思われがちですが、実際には物質量(mol)や中和反応、酸化還元反応など、計算を必要とする単元もあります。

この参考書では、必要な知識を確認した後に問題演習へ進める構成になっているため、知識の整理と実践を一冊で行いやすいのが特徴です。

こんな人におすすめ!

・化学基礎の重要事項を短期間で整理したい
・mol計算や中和計算が苦手
・共通テストに必要な知識と解き方をまとめて確認したい

化学基礎の勉強で気をつけたいこと

2026年度の共通テストでは、物質量や酸・塩基、酸化還元反応に加え、グラフから情報を読み取る問題などが出題されました。

化学基礎では、用語を覚えるだけでなく、「なぜその計算式を使うのか」を理解することが重要です。

特にmol計算が苦手な人は、複雑な共通テスト形式の問題に取り組む前に、基本的な化学反応式と量的関係の問題を繰り返し練習しましょう。

生物基礎を基礎から勉強したい人におすすめなのが、東進ブックスの『田部の生物基礎をはじめからていねいに【改訂版】』です。

生物基礎では、DNAや遺伝情報、ホルモン、免疫、生態系など、さまざまな内容を学習します。

覚える用語が多い一方で、それぞれの仕組みやつながりを理解していないと、実験考察問題で苦戦することがあります。

この参考書は図解が豊富で、生物の仕組みを初学者にもわかりやすく説明しているため、学校の授業で理解しきれなかった部分を復習したい人にもおすすめです。

こんな人におすすめ!

・生物基礎の内容を最初から学び直したい
・用語は覚えているが仕組みを説明できない
・実験やグラフの考察問題が苦手

生物基礎の勉強で気をつけたいこと

2026年度の共通テストでは、遺伝情報や免疫、生態系などの知識に加えて、実験結果やデータを考察する問題が出題されました。

そのため、参考書を読む際には、単に用語を暗記するのではなく、図やグラフを見ながら仕組みを説明できるようにしましょう。

例えば、免疫の分野なら自然免疫と獲得免疫の違いを説明できるか、植生の分野なら遷移が進む理由を理解しているか、といった確認がおすすめです。

講義系参考書で理解した後は、学校の問題集や共通テスト形式の問題で知識を使う練習も行いましょう。

地学基礎におすすめなのが、東進ブックスの『青木の地学基礎をはじめからていねいに【改訂版】』です。

この参考書は2025年7月に改訂版が発売され、新しい学習指導要領に対応した内容へ更新されています。

地学基礎は、地震・火山・気象・地質・天文など幅広い分野を学習する科目です。

それぞれの分野が独立しているように感じられるため、知識を整理できずに苦戦する人もいるでしょう。

この参考書では、地学現象の仕組みを図解とともに説明しているため、地学基礎を独学で進めたい人にもおすすめです。

こんな人におすすめ!

・地学基礎を最初から勉強したい
・地震や気象、天文などの仕組みが理解できない
・図やグラフを使った問題が苦手

地学基礎の勉強で気をつけたいこと

2026年度の共通テストでは、地球の構造や火山・地質、大気・海洋、宇宙、自然災害などから幅広く出題されました。

また、津波に関する計算問題など、知識だけではなく数値を使って考える問題も見られました。

地学基礎では、「言葉を覚える」ことに加えて、その現象がどのように起きるのかを理解することが重要です。

教科書や参考書の図を見ながら説明する練習を行い、基本事項を一通り学んだら共通テストの過去問にも取り組みましょう。

ここまで4科目の参考書を紹介しましたが、参考書を買っただけでは成績は上がりません。

共通テストで得点するためには、次の3段階を意識して勉強しましょう。

①まずは基本事項を理解する

講義系の参考書や学校の教科書を使って、学習内容を理解します。

わからない部分は何度も読み返し、重要な公式や用語について、自分の言葉で説明できる状態を目指しましょう。

②問題演習で知識を定着させる

次に、問題集を使って実際に問題を解きます。

このとき重要なのが、答えが合っているかだけでなく、「なぜその答えになるのか」を説明できるかという点です。

一度間違えた問題は、解説を読んだ後に自力で解き直しましょう。

③共通テスト形式の問題に取り組む

基本事項がある程度身についたら、共通テストの過去問や実戦問題集に取り組みます。

本番では2分野を60分で解答するため、時間配分にも慣れておく必要があります。

また、間違えた問題については、知識不足なのか、計算ミスなのか、資料の読み取りができなかったのかを分析することが大切です。

問題演習を繰り返すだけでなく、見つかった弱点を参考書へ戻って復習することで、得点につなげていきましょう。

2027年度大学入学共通テストは、2027年1月16日(土)・17日(日)に実施されます。

秋以降は英語・数学・国語だけでなく、理科基礎や社会、情報なども含めた学習計画が必要になります。

特に理科基礎は、主要科目と比べて勉強時間が少なくなりやすいため、「冬になってから一気に終わらせよう」と考えている人もいるかもしれません。

しかし、基礎知識が不足している状態では、共通テスト形式の演習を始めてもなかなか得点につながりません。

まずは選択する2分野の基本事項を一通り学び、苦手分野を把握したうえで、時間を測った実戦演習へ移りましょう。

なお、志望大学・学部によって必要な理科の科目や選択条件は異なります。参考書を選ぶ前に、必ず最新の募集要項を確認してください。

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今回は、共通テスト理科基礎のおすすめ参考書と勉強方法について紹介しました。

科目おすすめ参考書
物理基礎高校これでわかる基礎問題集 物理基礎
化学基礎共通テスト 化学基礎 集中講義 改訂版
生物基礎田部の生物基礎をはじめからていねいに【改訂版】
地学基礎青木の地学基礎をはじめからていねいに【改訂版】

理科基礎は暗記だけで対応できる科目ではありません。基本的な知識を理解し、問題演習で使えるようにしたうえで、共通テスト特有の実験・資料・グラフを使った問題にも慣れていく必要があります。

また、参考書は何冊も増やすよりも、自分のレベルに合ったものを選んで一冊ずつ完成させることが重要です。

共通テスト本番までの残り時間を意識しながら、理科基礎も計画的に進めていきましょう!

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