こんにちは!武田塾仙台駅前校です!

9月に入り、大学受験もいよいよ後半戦です。

2027年度大学入学共通テストの出願も始まり、「本当に受験が近づいてきた……」と感じている高校3年生・浪人生も多いのではないでしょうか。

秋になると、

「夏休みに思ったほど成績が伸びなかった」
「模試の判定が悪かった」
「周りの友達が自分より勉強しているように見える」
「過去問を解いたら全然点数が取れなかった」
「第一志望に本当に間に合うのかわからない」

など、さまざまな不安が出てきます。

勉強時間や参考書の進捗だけでなく、受験期のメンタル管理も非常に重要です。

ただし、今回お伝えしたいのは、

「ポジティブになろう!」
「気合いで乗り越えよう!」

という話ではありません。

受験期に不安や焦りを感じること自体は珍しいことではありません。

大切なのは、

不安を完全になくそうとするのではなく、不安があっても勉強を続けられる状態を作ることです。

今回は、仙台の高校3年生・浪人生、そして保護者の方に向けて、受験期に気をつけたいメンタル管理について紹介します。


  1. そもそも受験期に不安になるのはおかしい?
  2. 9月以降はメンタルが揺れやすい時期
  3. 模試の判定に振り回されすぎない
  4. 周りの受験生と比べすぎない
  5. 「今日できなかった」で自分を評価しない
  6. 勉強したくない日はどうする?
  7. 睡眠を削って勉強するのはおすすめしません
  8. 受験期だからこそ息抜きも必要
  9. 過去問で点が取れないときの考え方
  10. 浪人生が特に気をつけたいメンタル管理
  11. 自分なりの「調子が悪いサイン」を知っておこう
  12. 一人で抱え込まないことも大切
  13. 保護者の方に意識してほしいこと
  14. 秋以降のメンタルを安定させる5つの習慣
  15. 武田塾の無料受験相談とは?
  16. まとめ

    まず最初にお伝えしたいのは、

    受験前に不安や緊張を感じること自体は、不自然なことではないということです。

    第一志望に合格できるかわからない。

    これまで勉強してきた成果が、本番の数時間で評価される。

    模試では合格判定も出る。

    周囲から進路について聞かれる。

    こうした状況で、「全然不安じゃない!」という方が、むしろ少ないかもしれません。

    ある程度の緊張は、「もっと勉強しよう」という行動につながることもあります。

    問題なのは、不安が大きくなりすぎて、

    ・勉強に手がつかない
    ・眠れない
    ・食欲が大きく変化する
    ・イライラが続く
    ・何をしていても受験のことばかり考える

    という状態になることです。

    「不安を感じてはいけない」と考えるのではなく、

    「今、自分は焦っているな」

    と一度認識することから始めましょう。


    2027年度大学入学共通テストは、2027年1月16日・17日に実施されます。

    そして、2026年9月15日からは共通テストの出願も始まっています。

    夏休みまでは、「まだ半年以上ある」と思っていた人も、秋になると一気に本番が現実的になってきます。

    さらに秋は、

    ・模試
    ・学校行事
    ・共通テスト出願
    ・推薦入試
    ・過去問演習
    ・併願校の検討
    ・共通テスト対策

    などが重なりやすい時期です。

    当然、夏までとは違った焦りが出てきます。

    ここで気をつけたいのが、「焦った結果、勉強方法を全部変えてしまうこと」です。
    焦ったときほど、「今やるべきことは何か」を一つずつ確認しましょう。


    秋になると、模試の結果をかなり気にする受験生が増えてきます。

    もちろん判定は大切な情報ですが、判定=入試結果ではありません。

    模試を受けた時点での学力をもとにした一つの資料です。

    A判定だったから勉強しなくていいわけではありません。
    E判定だったから第一志望を諦めなければならないわけでもありません。

    見るべきなのは、「E判定だった……」ではなく、

    「なぜこの判定になったのか」です。

    例えば、

    ・英語の長文で時間が足りなかった
    ・数学の確率で大きく失点した
    ・古文単語が不足していた
    ・化学の理論分野が弱かった
    ・日本史の近現代がまだ終わっていなかった
      など。

    原因がわかれば、次にやることも決まります。

    模試を受けて落ち込んだときほど、

    判定を見る→落ち込む で終わらず、

    判定を見る→原因を分析する→参考書へ戻る まで進めましょう。

    模試の復習方法については、こちらの記事も参考にしてください。

    関連記事:


    受験期にメンタルが苦しくなる原因の一つが、周囲との比較です。

    学校へ行くと、「昨日10時間勉強した!」という友達がいる。

    SNSを見ると、「過去問で〇割取れました!」という投稿が流れてくる。

    自習室へ行けば、自分より早く来て遅くまで勉強している人がいる。

    そういった内容が目につくと、「自分は全然勉強できていない」と思ってしまうことがあります。

    しかし、その人とあなたでは、

    ・志望大学
    ・必要科目
    ・現在の成績
    ・得意科目
    ・苦手科目
    ・学校の進度
    ・これまでの勉強量

    が違います。

    確認すべきなのは、

    昨日の自分ができなかったことを、今日できるようになったか です。

    例えば、

    昨日覚えていなかった英単語を覚えた。

    昨日解けなかった数学を自力で解けた。

    古文単語を50個覚えた。

    化学の苦手分野を一つ復習した。

    そうした小さな積み重ねが、最終的には得点につながります。


    受験勉強をしていれば、「今日は全然集中できなかった」という日もあります。

    そのとき、「自分は意志が弱い」「受験生なのにこんなんじゃダメだ」と自己嫌悪に陥ってしまう人がいます。

    しかし、一日うまくいかなかったことと、受験全体が失敗することは別です。

    重要なのは、翌日どう戻すか です。

    例えば、

    予定では10時間やるつもりが実際は5時間しかできなかったとしても、

    「5時間しかできなかった……」 と落ち込み続けるより、

    「なぜ5時間になった?」 と確認します。

    ・スマホを触ってしまった
    ・睡眠不足だった
    ・計画を詰め込みすぎた
    ・一問に時間をかけすぎた
    ・体調が悪かった

    原因がわかれば、翌日は改善できます。

    受験勉強では、

    完璧な一日を続けることより、崩れたあとに戻れること の方が大切です。


    高3生でも浪人生でも、「今日は勉強したくない」 と思う日はあります。

    そんな日は、「やる気が出るまで待とう」 と考えるより、

    最初のハードルを下げるのがおすすめです。

    例えば、「今日は英語を3時間やる」ではなく、
    「まず英単語を10分やる」から始めます。

    10分勉強すると、そのまま30分、1時間と続けられることがあります。

    最低ラインを決めておく

    あらかじめ、

    「どんな日でもこれだけはやる」

    という最低ラインを決めておくのもおすすめです。

    例えば、

    ・英単語100個
    ・古文単語30個
    ・数学2問
    ・英文1題
    ・その日の復習30分

    など。

    「100点の勉強ができないなら0点」ではなく、

    調子が悪い日でも30点、50点を積み重ねるという考え方を持ちましょう。

    ただし、体調が明らかに悪い場合は別です。

    その場合は無理に机に向かわず、まず休むことも必要です。


    受験が近づくと、「睡眠時間を削れば、もっと勉強できる」と考える人がいます。

    しかし、睡眠も受験勉強の一部です。

    厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、中学生・高校生は8〜10時間を参考に必要な睡眠時間を確保すること、成人については個人差を踏まえながら6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保することが示されています。

    もちろん、必要な睡眠時間には個人差があります。

    大切なのは、朝起きたときに十分休めた感覚があるか という点です。

    睡眠不足の状態で、勉強を毎日続けても、勉強の効率が落ちてしまう可能性があります。

    「あと1時間勉強したい」と思ったときこそ、

    その1時間を翌日の集中力につなげるために寝る という判断も必要です。


    受験生になると、

    「息抜きをする=勉強をサボっている」

    と考えてしまう人がいます。

    ですが、毎日ずっと集中し続けることは難しいです。

    自分に合った息抜きを持っておきましょう。

    例えば、

    ・散歩する
    ・お風呂に入る
    ・好きな音楽を聞く
    ・家族と話す
    ・友達と少し話す
    ・軽く運動する
    ・好きな動画を見る
    ・甘いものを食べる

    など。何でも構いません。

    ただし、息抜きがそのまま数時間にならない仕組み は作っておきましょう。

    「YouTubeを1本だけ見る」と思っていたのに、気づいたら2時間経っていた、という経験がある人も多いと思います。

    スマートフォンを使う場合は20分だけ!と時間を決めるなど、自分なりのルールを作ってください。


    秋以降は、本格的に過去問へ入り始める人も増えてきます。

    そして、初めて第一志望の過去問を解いたとき、想像以上に点が取れない ということがあります。

    「こんなに勉強したのに……」

    「この大学は無理なんじゃないか」

    と思ってしまうかもしれません。

    しかし、過去問を解く目的は、現在地と合格までの差を確認することでもあります。

    ・単語不足
    ・時間不足
    ・未習範囲
    ・記述不足
    ・計算力不足
    ・問題形式への不慣れ

    原因がわかれば、「何をすれば合格点に近づくのか」が見えてきます。

    過去問の点数は、自分の価値を決める数字ではなく、次の勉強を決めるデータ として使いましょう。


    10. 浪人生が特に気をつけたいメンタル管理

    浪人生は、現役生とは少し違ったしんどさがあります。

    例えば、

    「去年より成績が上がっていない気がする」

    「同級生は大学生活を楽しんでいる」

    「今年は絶対に失敗できない」

    「去年落ちた大学の過去問を見るのが怖い」

    という気持ちが出てくることがあります。

    特にSNSを見ると、大学へ進学した友人の楽しそうな投稿が目に入り、焦ったり、落ち込んだりすることもあるでしょう。

    そんなときは、今年の受験に必要のない情報から少し距離を置く ことも一つの方法です。

    SNSを完全にやめる必要はありません。

    ただ、

    ・勉強時間中は見ない
    ・夜だけ確認する
    ・受験終了までアプリを消す

    など、自分に合った距離感を作りましょう。

    浪人生活では、今日何時間勉強したかだけでなく、先週の自分より何ができるようになったかを見ることが特に重要です。

    秋以降の勉強内容についてはこちらの記事も参考にしてください。

    関連記事:


    メンタル管理で重要なのは、限界になる前に、自分の変化に気づくこと です。

    人によってサインは違います。

    気持ちに出るサイン

    ・急にイライラする
    ・不安が強くなる
    ・何をしても楽しくない
    ・やる気が出ない
    ・人と話したくなくなる

    体に出るサイン

    ・寝つきが悪い
    ・夜中に何度も目が覚める
    ・食欲が大きく変わる
    ・頭痛や腹痛が増える
    ・疲れがなかなか取れない

    勉強に出るサイン

    ・同じページを何度も読んでいる
    ・簡単な問題でもミスが増える
    ・机に座っても何も進まない
    ・参考書を次々変えたくなる
    ・予定を立て直してばかりいる

    こうした変化が出たら 一度生活や勉強量を見直すのも手かもしれません。


    受験生の中には、

    「こんなことで相談するのは恥ずかしい」

    「みんなも大変なんだから、自分だけ弱音を吐けない」

    と考えてしまう人もいます。

    しかし、

    ・家族
    ・友達
    ・学校の先生
    ・塾の先生
    ・スクールカウンセラー

    などに話すことで、考えが整理されることがあります。

    解決してもらう必要はありません。

    ただ、「最近ちょっとしんどい」と伝えるだけでも構いません。

    厚生労働省からの文書内でも、ストレスへの対応として、一人で我慢せず周囲へ話すことや、適切に休むことが勧められています。

    また、

    ・眠れない状態が続く
    ・気持ちの落ち込みが長く続く
    ・何もする気になれない状態が続く
    ・日常生活に大きな影響が出ている

    という場合は、受験勉強だけの問題として抱え込まず、家族や学校など身近な大人に伝え、必要に応じて専門家へ相談してください。


    受験生本人だけでなく、保護者の方も不安になる時期です。

    「この成績で大丈夫?」
    「本当に勉強しているの?」
    「志望校を下げた方がいいんじゃない?」

    と感じることもあると思います。

    しかし、本人も同じことを考えている可能性があります。

    そこで、「今日何時間勉強したの?」という問いかけでなく、

    「最近どう?」
    「疲れてない?」
    「困っていることはある?」

    と聞くことも大切です。

    模試が悪かった直後に結論を出さない

    模試で悪い判定が出ると、

    「もう第一志望は無理なんじゃない?」と言いたくなることもあるかもしれません。

    しかし、まず確認したいのは、

    ・何が原因だったのか
    ・今後どこを改善するのか
    ・本人や指導者はどう考えているのか

    です。

    判定一つだけで判断せず、今後の計画まで確認しましょう。

    勉強以外のサポートも大切

    受験期には、

    ・食事
    ・睡眠
    ・静かに勉強できる環境
    ・試験会場までの移動
    ・出願手続き

    など、勉強以外にも考えることが増えます。

    本人が勉強に集中できるよう、こうした部分を一緒に整理するだけでも大きな支えになります。


    最後に、今日からできることを5つにまとめます。

    ① 起きる時間・寝る時間を大きくずらさない

    特に休日に昼まで寝てしまうと、生活リズムが崩れやすくなります。

    入試本番も朝から始まります。

    今から一定のリズムを作りましょう。

    ② その日の目標を具体的に決める

    「今日は受験勉強を頑張る」

    ではなく、

    「英単語100個」
    「数学10問」
    「英語長文2題」

    など、終わりが見える目標を作ります。

    ③ できたことも確認する

    できなかったことだけを見ると、不安が大きくなります。

    一日の最後に、今日終わらせたことも確認しましょう。

    ④ 休憩時間を最初から計画に入れる

    疲れてから休むのではなく、

    「90分勉強したら10分休憩」

    など、最初から休憩込みで予定を組みましょう。

    ⑤ 毎週一度、計画を見直す

    予定通り進まなかったからといって、

    「自分はダメだ」

    と考える必要はありません。

    予定が現実と合っていなかった可能性もあります。

    毎週、

    ・進んだ範囲
    ・遅れた範囲
    ・模試で見つかった課題
    ・来週優先する科目

    を確認し、計画を修正しましょう。


    武田塾仙台駅前校では、高校生・浪人生・保護者の方を対象に無料受験相談を実施しています。

    秋になると、「やることが多すぎて何から手をつければいいかわからない」という相談も増えてきます。

    受験勉強の不安は、何をすればいいかわからない状態 から大きくなることもあります。

    無料受験相談では、

    ・現在の成績
    ・志望校
    ・使用している参考書
    ・模試結果
    ・過去問の得点
    ・今後必要な勉強

    などを確認しながら、今後の学習方針を整理します。

    例えば、

    「模試の判定が悪くて不安」
    「過去問が全然解けなかった」
    「秋から何を優先すべきかわからない」
    「浪人しているが、去年との差を感じられない」
    「参考書が予定通り進んでいない」
    「保護者として今の勉強計画でよいか確認したい」

    といった勉強・進路に関する悩みもご相談ください。

    受験本番が近づくほど、全部を一人で考えようとしないこと も大切です。

    ちょっとした悩みでも大丈夫です。社員一同お待ちしております。

    武田塾仙台駅前校
    〒983-0852 宮城県仙台市宮城野区榴岡3丁目2−5 サンライズ仙台 2 階東側
    TEL:050-5784-3304

    友だち追加
    公式LINEの登録もお願いします!


    今回は、「受験生が気をつけるべきメンタル管理」について紹介しました。

    受験期に不安を感じること自体は珍しいことではありません。

    大切なのは、

    不安にならないことではなく、不安になったときにどう戻るか です。

    そのために、

    ・模試の判定だけで自分を評価しない
    ・他人と比べすぎない
    ・一日勉強できなくても引きずらない
    ・勉強したくない日は最低ラインから始める
    ・睡眠を削りすぎない
    ・意識的に息抜きをする
    ・自分の不調のサインを知っておく
    ・つらいときは一人で抱え込まない

    ことを意識してみてください。

    大学受験は長期戦です。

    毎日100%の状態で勉強できる人はいません。

    調子が良い日もあれば、悪い日もあります。

    大切なのは、調子が悪くなったときに立て直し、次の日からまた勉強を続けること。

    9月以降は、模試や過去問の結果で一喜一憂することも増えてきます。

    しかし、一回の模試、一回の過去問、一日の勉強時間だけで受験結果が決まるわけではありません。

    今日やるべきことを一つずつ積み重ねていきましょう。

    仙台の高校3年生・浪人生の皆さんが、受験本番まで自分のペースを保ちながら勉強を続けられることを応援しています!