武田塾仙台エリアの精鋭講師陣を紹介する講師紹介シリーズ、今回は岸本先生です。
プロフィール
氏名:岸本崇伸
出身地:長崎県南島原市
指導科目:生化英数
趣味:園芸、絵画、スポーツ、ベース、音楽鑑賞
大学学部:東北大学理学部生物学科
大学を選んだ理由は?
もともとアフリカの植物が好きで、その奇妙な生態や形質がどのようにしてかたちづくられているのか、植物体内ではどういう働きが行われているのかを調べたいと思っていました。
国内に専門としている研究室はなかったので分野として近い研究室があった東北大学を志望しました。
大学に入学してみて、それぞれが興味を持っていることに対して熱心でいる人が多く、お互いにとても刺激になる機会が多いです。
武田塾の講師になった理由は?
高校時代から生物が好きで得意でもあったので、周りの人に生物について教えることも多くありました。
生物は覚えることが非常に多い教科のひとつですが、問題の半分以上は覚えた単語、仕組みがそのまま出題されるわけではありません。にもかかわらず、知識のインプットを行うことに重点を置く「授業」というもののあり方に少なからず疑問を持っていました。
もちろん、いわゆる「思考する問題」はそもそもの知識がなければ、その上に論理的思考を導くことはできません。しかしながら知識のインプット自体は教科書を読む、問題集を解くなどの自学によって1人でも得られるものがほとんどです。
一方、その上に論理的思考を導けるか、という点は、その起点やきっかけに気づかなければ導き出せないことが多いです。
どこでどういった知識を利用すればどのような結果が得られるのかといったある一種の「型」のようなものは、ひとりの学習では得られないことも往々にしてあります。
武田塾ではそういった起点や型のようなものを問題の演習やその解説、口頭での確認によって学習していく中で身につけることができるという利点があり、そこに共感したため武田塾の講師になろうと考えました。
自分の受験勉強を振り返ってよかった点・悪かった点は?
高校時代は生物に関しては問題集の解き直してどのような実験から結果に至る思考などを培うことができました。また、質問されたことは積極的に他者に教えることによる知識のアウトプットを行うことで自分の理解を深めることができていました。
しかし、他の教科、特に英語では「なんとなく解ける」に頼っていた部分が見られたように思います。小さい頃、アメリカに住んでいたこともあり、リスニングやリーディングはある程度こなすことができていました。
ただ、特に文法の面で「なんとなく」が多くあり、それによるライティングの不安定さで模擬試験等の点数が左右される部分も多くありました。この「なんとなく解ける」という部分を日々の学習で「確実に解ける」にしておかなかったことが後悔として残っています。
また、語彙力は日々の積み重ねによって左右される分が多く毎回の演習に不足があったため、周りに比べ少なかったように思います。
これら積み重ねによって得られる学力は、大学に入ってからも英語だけでなく、第二外国語などで必要となる部分が多く、高校時代に苦労してでもやっておくべきであったと後悔している部分があります。
好きな参考書3選
1. 第一学習社 セミナー生物
セミナー生物は知識のインプットが行える講義部分に加え、典型問題が多く収録されている基本問題、典型問題やそれに付随する知識を利用する発展問題に大きく分かれており、定着段階ごとに演習を行うことができるためよく利用していました。
また、入試の改題なども多くあり、それによって本番に近い問題を解くことができるという強みもあります。
2. 駿台文庫 生物理系上級問題集
やや難易度の高い問題を多く収録しており、時間はかかりますが、きちんと理解を進めれば問題文を読み取る力、持っている知識を活用する力などを高い水準で身につけることができます。
加えて自分の知識の足りない分野を見直す機会にもなり、講義系の参考書と並行して進めることで教科書には載っていないが比較的出る可能性のある知識を習得することが可能です。
3. 啓林館 Focus Gold
比較的難易度の高い例題とその解説が詳細に書かれており、その解き方を活用する問題もセットであるため質の高い問題演習とその型の理解を行うことができます。
また、コラムとして数学の面白い話を収録しており、勉強のモチベーションを保つことに関しても優秀な参考書です。
受験生へのメッセージ
勉強する上で忘れて欲しくないのが、勉強は大学に合格するためにもやっているが、それが最終目標であってはならないということです。大学に合格するということは一つのゴールの達成ですが、同時に将来の人生設計のスタートでもあります。
自分が大学に入ってから何をやりたいのか、大学を卒業してから何をやりたいのかについて今一度、振り返ってみましょう。オープンキャンパスなどに行ってみるのもいいでしょう。
自分の大学生活に明確なイメージを持って勉強を進めることで、モチベーションが低下するといったことは格段に少なくなります。そして大学に受かるためには、今の自分はどう行動するべきか。
「勉強しないといけない」というのは漠然と皆さん持っているはずです。しかし、具体的なイメージがなければそれを行動に移すのは難しいでしょう。
その具体的なイメージを持てるようにするために、短期、長期の勉強計画をサポートするのが私たちの役割です。自分の人生が自分の思い描く人生であるように、今日から一日一日を大事に勉強を進めていきましょう。
無料受験相談とは?
「大学受験に向けて勉強しているけどこのままでいいのか不安、、、」
という学生の方には、武田塾の無料受験相談がおすすめです!
武田塾の無料受験相談では
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
・必要な学習カリキュラムを知ることができます
無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。
「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中はできても、いざひとりでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
自分のレベルにあった参考書を自力で選んで使いこなすのには時間がかかります。
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というルート表を用意し、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはありません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!