梅雨明け時の勉強法
こんにちは!
武田塾長町校の東山です。
ジメジメとした梅雨も、もう時期明ける季節となりました。と同時に暑さを感じ始める時期でもあり、クーラーを稼働し始めたご家庭も多いのではないでしょうか。当塾でも換気のための送風から、冷房に切り替えたところです。
どんよりとした天気から抜け出すこの時期は受験に向けてのメンタルを整え、最大のパフォーマンスを発揮できるようモチベーションを高めることができる季節でもあります。
今回は、半年後に迫った受験に対する気落ちの持ち方について書いていこうと思います。
受験という未知の世界
地域によって時期に多少の違いは出ますが、仙台では毎年6月の初頭から7月中旬にかけて梅雨の季節がやってきます。いつもは流れの穏やかな広瀬川も梅雨の時期は増水し、急流となりますね。
梅雨は、北からやってくる冷たい空気と南からやってくる暖かい空気がぶつかり合い大気が不安定になることで起こります。そして暖かい空気が冷たい空気に押し勝ち、南からの高気圧が支配することで夏が訪れるわけです。
受験生もこの時期、今までの高1〜高2までのダラダラモードと勉強を始めなければならないという受験モードの間にいる人が多いのではないでしょうか。
そのような状況にある人は皆、揃って同じ不安を抱えます。
「勉強しなければならないのはわかっているけど、いざやろうとしても勉強できない」
違いますか?
実際、私もそうでした。でも、合格するためにはそんなことも言ってられないわけです。では、どうするか。
実はこの問題、2つの問題に細分化できるわけです。
1. 勉強する習慣がついていない
「勉強頑張ろう!」と意気込んで机の前に座る。そして目の前にある参考書を開き、問題を解く。
でも、30分後、気づいたらスマホを触ってしまっている。なんならベッドに吸い寄せられていた。
このような経験は誰もがしたことがあるのではないでしょうか。
勉強を続けるためには「集中力」が必要です。しかし、その集中力は永続しません。大人でも最大90分しか継続して集中することができないとも言われています。
ここが、勉強が習慣になっている人とそうでない人の分かれ目となります。すなわち、習慣となっている人は短い休憩を挟んですぐに再開できるのに対し、そうでない人はだらだらと休憩時間を過ごしてしまうのです。
結論、勉強の習慣がついていない人が勉強するためには、勉強をしなければならない環境に身を置くことが重要です。
例えば、塾、学校、図書館、有料自習室などです。
「かっこいいから」との理由でカフェで勉強するのはやめましょう。(もちろん、集中が続くのであればOK)
続いて、勉強ができない理由2つ目にいきたいと思います。
2. 何をやれば良いのかわからない
「勉強をやろう!」と意気込んで机の前に座る。英語の長文の問題集を開く。実際に解くと、語彙力のなさに気づき、単語帳を開く。でも単語よりも文法の方が大事な気がするから文法の問題集にチェンジする。結果、何も身に付いていない。
意外とあるあるなのではないでしょうか。
しかし、これ、非常にたちが悪いのです。というのも、「勉強」はしているからです。
第三者から見ると勉強しているのですが、実際のところ何も身についていないんです。これでは当然の如く学力は伸びません。勉強しているのに学力が伸びないことほどモチベーションが下がることはありません。
これの解決法はただ一つ。人に頼ることです。
某大手予備校の有名講師の方が、こんな名言をおっしゃっていました。
「努力は報われる」というが、これには前提条件が隠されている。
正確には、「『正しい方向性を持って、相当量なされた』努力は報われる」
と。受験に関して言えば、「正しい方向性」とは「勉強法」のことでしょう。
この参考書はこう使うとか、この時期はこういう勉強をしたらいいとか、模試の復習はこうやる。と言った感じです。
「相当量なされた」の部分は一人一人の勉強量に当たります。
闇雲に勉強していても反対方向に向かっていてはいつまで経ってもゴールには辿り着きませんし、正しい方向性を持っていたとしても、勉強をサボっていてはゴールに近づかない、ということですね。
勉強量は自分でなんとかするものです。まとまった時間が取れる夏休みを有効活用しながら頑張りましょう。
勉強法に関しては、知っている人に教えて貰えばいいわけです。
初めて行った場所で、ある場所に行きたいときに、無策に歩き回る人なんていませんよね?場所を知っている現地の人に聞けばいいわけです。今は便利な時代になって、スマホひとつあれば解決します。
この、勉強法を知り尽くしたプロがいるのが塾です。特に武田塾では、「勉強法」に焦点を当てて指導をしています。
「武田塾って聞いたことはあるけど実際はどんなことをやっているかわからない」
と思われている方も多いですが、武田塾は生徒に勉強量を確保してもらうとの前提のもとで、志望校に向けた最短ルートを示し、合格へと導いていく塾なのです。
いわば
「受験の核心をついた、超正当法な塾」
な訳です。
梅雨は明ける
受験まで半年となった今、勉強モードに切り替えなければならず、不安でいっぱいな状況だと思います。しかし、梅雨がいつかは明けるように、勉強においても「やるしかない!」と覚悟を決めることで全ての不安は吹っ飛びます。
勉強の不安は勉強することでしか解決しないのです。
だからこそ、手を動かしましょう。
そして、勉強法に関しては最初から正しい方法を人に教えてもらえばいいのです。自分で見つけようとしても時間がかかり、気づいたら受験が終わっていた、ということもしばしばです。人に聞いてしまうのが一番手っ取り早いです。
武田塾では、そんな勉強法を無料で相談できる受験相談を実施中です。
ぜひお気軽にご活用ください。
まとめ
本格的に勉強を始めるにあたって意識すべきことは以下の2点です
・勉強の習慣がついていない人は家ではなく、勉強ができる環境に身を置く
・勉強法に関しては人に聞いてしまうのが一番手っ取り早い
効率よく勉強を進め、来春、志望校合格を勝ち取ってください!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。