みなさんこんにちは、武田塾です。
いよいよ年が明け、2023年に入りましたね。
受験生の皆さんにとっては勉強で忙しい年末・お正月だったと思います。
体調には気を付けて、焦らず、最後までできることに取り組みましょう!
さて、センター試験から共通テストになって、もっとも大きな変更点として挙げられるのが、英語のリスニングではないでしょうか。
配点の英語全体に占める割合は今までの1/5から1/2となり、共通テストが必要な人にとっては対策がかなり重要になりましたよね。
今回は、直前期、共通テストに向けて何をやったらいいのかわからない…という方に向けて、おすすめの参考書(リスニング編)を紹介していきます。
目次
共通テスト英語リスニングの概要
参考書についてみていく前に、まず、共通テスト英語リスニングについて確認していきましょう。
試験時間:30分
配点:100点
【第1問A】
短い発話の内容に合う英文を選択
2回読み 4点×4問=16点
【第1問B】
短い発話の内容に合うイラストを選択
2回読み 3点×3問=9点
【第2問】
短い会話の内容に合うイラストを選択
2回読み 4点×4問=16点
【第3問】
短い会話の内容について、質問に対する答えを選択
1回読み 3点×6問=18点
【第4問A】
説明の内容に合わせて図表を完成
1回読み 4点×1問+1点×4問=8点
【第4問B】
発話を比較し、条件に合うものを選択
1回読み 4点×1問=4点
【第5問】
講義を聞いてワークシートを埋め、講義内容と合致する文を選択
1回読み 3点×1問+2点×2問+4点×2問=15点
【第6問A】
会話を聞き、質問に対する答えを選択
1回読み 3点×2問=6点
【第6問B】
会話を聞き、内容と合致する情報を選択
1回読み 4点×2問=8点
センター試験と異なり、第3問以降は1回しか問題文が読まれなくなりました。そのため、1回で聞き取る力が非常に重要になってきます。
おすすめ参考書①
最初におすすめしたい参考書は、『ハイスコア! 共通テスト攻略 英語リスニング』です。
この参考書は、試行問題と類題が設問ごとにまとめてあり、
大問ごとに、
概要(問題についての説明)▶例題▶類題▶模擬試験(最終章)という構成になっています。
問題演習量はそこまで多くありません。
POINT① 解説がすっきりまとまっている
実際に問題を解いてみて、気を付けるべきポイントが説明されているような形なので、すべてが詳しく解説されているわけではありません。
ただ、それぞれの設問ごとに注意点や着眼点などの最低限抑えておくべきポイントについてはしっかり書かれているので、直前期に何をやったらいいのかわからないという方には特におすすめです。
また、最後の模擬試験では本番と同じ形式で力試しをすることができます。
そこでは、今の自分の実力や、参考書を通して学んだ解き方が使えるのかを実際のテストで確認できます。
POINT② 試験中に何をすべきかの説明
リスニングを聴く前と聴いた後、それぞれで何をすればいいのか解説されています。
特に文章が1回しか読まれない問題では、試験時間中に迷っている暇などありません。
問題を聴く前にどんな準備をしておくべきなのか、
聴いているときはどんな部分に着目すればいいのか、
聴いた後はどうやって問題を解いていけばいいのか、
すべて事前に把握して、練習しておく必要があります。そのようなポイントがわからない人、忘れてしまった人は必ず確認しておきましょう。
(「解き方の説明はいいからとにかく問題演習を!」という方は、過去問や、同じZ会の『共通テスト実践模試』などを使ってみてください。)
おすすめ参考書②
次におすすめしたい参考書は、『大学入試 関正生の英語リスニング プラチナルール』です。
この参考書は、「共通テスト用の問題の対策」というわけではありませんが、
リスニング全体における勉強の仕方や、正解力の身に着け方を説明してくれる参考書で、基礎~入試レベルに対応しています。
POINT① 進行モデル付き
どのようなペースで進めていけばいいかについて、1~28日目まで、1か月間(28日+予備日2日)の毎日のスケジュールプランが掲載されています。
もっと早く終わらせたい方は、2日分ずつ進めることで、2週間で完成させることも可能です。
このように、リスニングに使える時間や、入試までの残り時間、現在の状況に合わせて使い方を選べます。
POINT② 基本的かつ実践的なルール
例えば、「Ohのあとには重要情報がよく出てくる」など、
実際の試験ですぐに使えるルールが説明されています。
先ほども述べましたが、共通テストでは1回の聞き取り問題が多いということで、事前に着目するポイントを知っておく必要があります。
リスニングを解くうえで使えるポイントが載っているので、解き方やテクニックを知りたいという人におすすめです。
参考:シャドーイングについて
最後に参考として、共通テストリスニングに限らず、おすすめしたい勉強法が「シャドーイング」です。
シャドーイングとは、
英語音声を聞きながら、流れている音声のすぐ後を追って、かぶせるように復唱する
という英語の勉強方法です。
少し難易度は高いですが、英語の音声に慣れることにより、リスニング対策になるだけでなく、直前期に悩みがちな、「英語長文を読むスピードをあげたい」という課題の解決にもつながります。
シャドーイングについて説明した記事はこちらです。ぜひチェックしてみてください!
まとめ
今回は、共通テスト直前期にやるべき参考書【リスニング編】についてご紹介してきました。
リスニングは共通テスト以外で使う人が少ないこともあり、そこまで対策に時間をかけたくない科目だと思います。
しかし、100点と配点が高く、捨ててしまうのはかなり痛いですよね。
今回ご紹介した参考書などを使いながら、効率よく、かつ高得点を狙える勉強をしていきましょう!
無料受験相談とは?
武田塾には無料受験相談というものがあります。
武田塾の無料受験相談では
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
・必要な学習カリキュラムを知ることができます
無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる」までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。
「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!