入試、お疲れさまでした。
共通テスト、私大の入試、そして国公立の前期試験と今シーズンの受験も山を越えたというところです。
受験生のみなさん本当にお疲れさまでした。
受験の結果も出てきているところで、様々な感情があることと思います。
さて今回はタイトルにもあります通り、いつも通りの実力を発揮できなかった、満足いく結果を得られなかったという方に向けたブログとなります。
「傷ついてるんだからやめてくれ・・・」
という方が多いと思います。でも今の心境、私はすごく共感できるんです。私も同じ経験をしているので。おそらくもう何も考えたくないと思っている一方で次のことに進まなければならない、というジレンマを抱えている人が多いと思います。
本題に入る前に少しだけ私自身の話をさせてください。
筆者の受験時代について
私が高校生だったのはもう五年も前のことですが、当時のことは今でも鮮明に覚えています。
共通テスト(当時はセンター試験です)の二日目に大失敗をし、その瞬間志望大学への夢が絶たれました。今思うとあまり勉強していなかったと思うのですが当時の私の心を折るには十分すぎるものだったのでしょう。
一週間は立ち直れませんでした。当時は応援してくれていた人たちに申し訳ないという気持ちよりも「浪人がカッコ悪い」という観念から浪人しなければならない事実を受け入れられない状態にありました。
おそらく今立ち直れない人の中には少なからずこういった考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
立ち直る方法は・・・??
ではこの挫折、どうすれば立ち直ることができるのでしょうか
結論は勉強で解決していくしかありません。
辛い話かもしれませんが転んだら自らまた起き上がるしかないのです。
とはいえこれは結論で、いきなり勉強せよというわけではありません。この結論に至るまでに様々なことを試みてみるのもよいかもしれません。
例えばご家族と今後について一度じっくりと話し合ってみることや受験のころに我慢していたこと(趣味など)を行ってみるなど様々挙げられます。しかし趣味などに興じる際にはあまりにも勉強から離れる期間が長くならないように注意しましょう。
浪人生活を振り返ってみると
浪人生活には様々な意見があります。しかしそれらは大きく分けて「辛い」か「楽しい」の二つに集約されると思っています。これに関しては感じ方は様々だと思いますのでどちらが間違っているというわけではないと思いますが、私の浪人生活は非常に「辛い」ものでした。
浪人というのは一年間、己の弱さと向き合わなくてはなりません。志望校に受かるための一年間なので当然のことです。
が、逆に言えば安易な気持ちで浪人を決意してはならない、ということでもあります。一年間浪人を続けたとしても伸びる保証はありません(成績が伸びるの浪人生は全体の2割、というのは有名な言葉です)。
しかし勉強もさることながら、何か人生において大切なものを学ぶことができた期間であったとも思います。
浪人当時はそういったことは少しも思っていませんでしたが、今武田塾で講師として生徒と関わる中で実体験に基づいたサポートができており、浪人という経験は勉強に留まらない、と日々感じております。
むしろ浪人したからこそ、今の自分があるとさえ感じています。
まとめ
いかがでしょうか。
今回はかなり踏み込んだ内容となりましたが今回一番伝えたかったことは「自分は多くの人に支えられている」ということを再認識してほしいということです。
受験はもちろん、最終的には自身の学習量があってこそのものですが、それはひとえにあなたを支えるご家族や先生、友人のおかげで成立しています。
私は受験というのは人生の縮図だと考えています。
受験での挫折というのは必ず将来の糧になると思います。なので失敗=悪だとは思わないでほしいです。
もう一年勉強をする、という決断はとても勇気のいるものだと思います。
周りの友人は大学生を謳歌する一方で自分は確証の無い受験勉強をするわけですから。しかしその決断は絶対に活きてくると思います。自分を信じ、律し、自分を支えてくれている方々に感謝しながら一歩一歩進んでいきましょう。
武田塾では無料受験相談を行なっております!
さて、武田塾では志望校をワンランク上へ引き上げるための勉強法を確立しています。
武田塾仙台駅前校では、みなさんの普段の勉強法や学校の悩みなどを解決する無料受験相談(無料カウンセリング)を行っております。
浪人するにあたって、いろいろの不安があることと思います。
自分で立てた勉強計画がこれで良いのか不安だ・・・
計画を立てたもののうまく実行できない・・・
そもそも勉強方法がわからない・・・
等々、悩みがあればぜひ下記バナーから無料受験相談にお越しください。
失敗したという今を、さらに飛躍のためのきっかけに出来れば良いですよね。
浪人生活を意味のあるものにしてゆけたら良いと願っています。