2月1日と2月9日の11:00~12:30に、武田塾長町校で『英単語鬼強化セミナー』を開催しました!

セミナーの目的

近年の共通テストの英語(リーディング)では、出題される単語数が増加しており、英単語の意味を瞬時に思い出せるスピードが求められています。そこで、本セミナーでは「単語の意味を思い出すスピードを上げる」ことを目的に、実践的なトレーニングを行いました。

セミナーの流れ

まず、参加者の皆さんには、2022~2024年度の共通テストの英語で1単語を訳すのに何秒かけられるのかを計算してもらいました。その結果、「1秒未満」という計算結果に驚く生徒が多く見られました。

次に、2人1組になって、できている英単語とできていない英単語の選別を行いました。普段は「2秒以内に正解できなければアウト」という基準で学習していますが、今回は「一瞬でも躊躇したらアウト」という非常に厳しい基準で実施しました。共通テストの現実を知ったことで、皆さん目的意識を高く持って取り組んでいました。

また、単語の選別後は、できていない単語を「できている状態」にするためのトレーニングを実施しました。お互いに厳しくチェックし合いながら取り組んだ結果、多くの単語を瞬時に思い出せるようになりました。

私立大学専願者にも重要な共通テスト英語

共通テストは国公立大学を目指す人にとっては必須ですが、私立大学専願の人にも関係があります。例えば、MARCHを第一志望とする場合、多くの生徒が日東駒専や東北学院大学を滑り止めとして受験します。その際、共通テストの英語で高得点を取れるようにしておけば、「共通テスト利用入試」を活用して合格できる可能性が高まります。この方式を選べば、滑り止めの大学の一般入試を受験する必要がなくなり、本命大学の受験回数を増やすことができます。

参加者の成果と感想

参加者の皆さんは、2人1組での英単語学習を楽しく、集中して取り組んでいました。約1時間もの間、集中を切らさず学習に励む姿が印象的でした。

2月1日に参加した生徒の皆さんの成果も顕著でした。

2月2日~2月7日の英単語確認テストの平均点が95%と、普段と比べて非常に高い完成度を記録しました。

今後の開催について

今回学んだ英単語の学習方法は、普段から実践できるものです。学校の休み時間などに友達と一緒に取り組むのも良いでしょう。また、暗記の仕方としては、古文単語や物理の公式の暗記にも応用できます。

今後も定期的に開催予定です。開催時期については、皆さんのアンケートをもとに検討していきます。特に、定期テスト直前は提出物や試験勉強と重なり大変という意見があったため、模試の直前などが適しているのではと考えています。

次回の開催もお楽しみに!皆さんのご参加をお待ちしております!