こんにちは!
武田塾仙台駅前校です。
9月に入りましたね。皆さん、いかがお過ごしですか?
勉強やり切った!といえる夏休みでしたか!?
順調な方はその調子で、まだまだできたなあという方はここから巻き返していきましょう!
国公立大学後期試験について
さて、国公立志望の皆さんは前期の出願校はすでに決まっていると思います。そして、共通テストの対策だけではなく、2次試験の対策にも手をつけ始めた受験生も多いのではないでしょうか。
共通テストの出願も秋に入ると始まるので、まだ第一志望を絞り切れていない生徒さんは2次対策のためにも志望校(=受験校)を絞り始めた方が良いのではないかと思います。
そして、多くの生徒さんは後期どこ受けようかな、なんて考え始める時期なのではないでしょうか。
ということで、このブログでは、後期試験の出願校の選び方に関するポイントと、前期試験終了後から後期試験までの取り組み方について、私の経験をふまえつつ書いていきたいと思います!
出願校選び
まず、後期試験の出願校に関して気を付けてほしいポイントが2つあります!
1つ目のポイントは、受験科目と各教科何点満点かについてきちんと調べたうえで自分が勝負しやすい学校かどうか見極めることです。
共通テストの配点はどれくらいなのか、共通テストの各科目の点数がどのように圧縮されるのかも各学校によってまちまちなので、よく調べて検討する必要があります。
文系では小論文や英国の総合問題が課されることが多いのでそこにも注意です。
共通テストの対策のみに時間を割いてしまうと2次対策で遅れをとることになるので計画を立てながら勉強を進めていきましょう。
理系は数学のみだったり、理科1科目だけであったりする学校も多く、自分の得意なフィールドにもっていきやすかったりします。数学なんかは問題との相性や得意分野が出るか出ないかで点数がぶれてしまうので怖い気もしますが、、(笑)
逆に化学が得意な人は、化学は得点は安定しやすいと思うので化学だけの学校を狙ってみるというのは手かもしれません。
私の場合は、後期の学校は1人暮らしできる学校がいいと考えたため、北海道大学経済学部の後期(共通テスト340点・小論文160点の計500点)か、東北大学経済学部の後期(共通テスト300点、英語300点、数学300点の計900点)かで迷いました。
共通テストを苦手としていたのと、得意だった数学の配点が高い、という理由で東北大を選択しました。同じような学力の大学でも後期試験となるとまるで配点が違うので、自分の得意分野で攻められる学校を選ぶのが重要です!
データの使い方
2つ目のポイントは、河合などの大手予備校が出している共通テスト得点率をあまり鵜吞みにしないことです。
例えばある予備校によると、九州大経済の後期のボーダーラインの共通テスト得点率は90%ですが、共通で90%以上とった人の多くは前期試験受かります(笑)。
そもそも当たり前ですが後期試験を受ける人たちは前期試験に落ちています。
(私がいった後期の会場はお通夜みたいな雰囲気でした(笑)。
ちなみに、前期に合格したけど、後期も出願したから記念に受験しよう、というのはやめましょうね。
前期の合格が取り消されますよ笑)
なのでボーダーは大手予備校が出している得点率より少し低く考えてもいいと思います。
もちろん共通テストの配点割合が高いか低いかによってどれくらい予備校が出しているボーダーを低く考えてよいかは変わりますが!
スケージューリング
次にお話ししたいのは前期試験から後期試験までの取り組み方です!
国公立の前期試験が2/25-26で、多くの後期試験は3/12頃に行われます。
よって前期から後期まで2週間ほどの猶予があります。なので後期試験の過去問は出願決定の時に見るくらいで、前期試験までは解かなくていいと思います。
前期試験までは前期に集中しましょう!(すなわち第一志望は必ず前期試験で出願するように!)
前期試験が終わったら、1日1つか2つ後期の過去問を解き、その復習をし(できれば後期試験を受ける友達と一緒に)、それが終わったらリフレッシュして早く寝るというのがおすすめです。
私大入試や前期試験がおわって周りの友達は遊び始めます。
そしてなにより前期の結果が出るまですごいソワソワします。
そんな中で1日ずっと勉強していると精神的にきつくなったり病んでしまったりすると思います。だから心の調子を整えることも大切に、二週間ほどコツコツと適度に頑張ることが大切です。
神様は、最後まで頑張った君をきっと見ていてくれます!頑張れ受験生!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。