みなさんこんにちは、武田塾です。
仙台では雪も降り始め、寒さも本格的になってきました。
体調管理は受験生にとってとても大切なことです。
手洗い、うがいをするのはもちろん、たとえ勉強に追われても、睡眠時間はしっかり確保するようにしましょう。
東北大学について
国語の二次試験について
今回は、東北大学の二次試験(古典)におすすめな参考書2選を紹介していきます。
古文おすすめ参考書
古文でおすすめしたい参考書は、
『読んで見て覚える 重要古文単語315』です。
古文単語なんて当たり前!という方もいらっしゃるかと思いますが、単語は文章読解における基礎基本です。この参考書のおすすめポイントは2つです。
POINT① 覚えやすく詳しい解説
この参考書には、単語とその訳だけでなく、その単語を使った例文や、その単語の語源まで詳しく書かれています。
武田塾では、英単語と同様古文単語もまずは「一語一訳」を覚えていく勉強法を紹介していますが、問題が難しくなるにつれて、一語一訳では対応しきれなくなってきてしまいます。
そんな時に役立つのが、単語の「語源」を覚えておくことです。正確に複数の訳を覚えていくことはどうしても難しいですが、語源を抑えておけば推測して解釈できることが多いです。
文章の内容を理解するために、とても重要になってきます。
POINT② 豊富な情報量
じつは、単語帳ではありますが、個人的に一番のおすすめポイント敬語・助動詞・古文常識・和歌などの古文読解に必要な知識まで載っていることです。
古文常識はなんとなく後回しにしてしまっている方もいるのではないでしょうか?
私たちにとって古文の文章で書かれているものは、そもそも想像がつきにくいことが多いです。
当時の服装、住まい、恋愛についてなど、基本的な知識について頭に入れておくと、ストーリー自体が理解しやすくなります。
身分についても、この人はどのぐらい偉いのか?などを知っておくと、主語も把握しやすくなります。
また、問題として「長押」「前栽」「透垣」など、用語の読みが聞かれることもありますよね。(きちんと読めますか??)
知識問題で落とすのはもったいないので、しっかり読めるようにもしておきましょう。
古文常識や和歌の知識などは、読解の解像度を上げるのにとても役立つので、普段から持ち歩いて読んでおくようにしましょう。
漢文おすすめ参考書
漢文でお勧めしたい参考書は、
『文脈で学ぶ 漢文句形とキーワード』です。
皆さんも、「漢文は古文と比べて時間がかからない」「句形さえ覚えておけば大丈夫」という話をどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、国公立二次試験レベルになってくると、記述式の問題が出題されるので、本文の内容をきちんと理解しておく必要があります。
この参考書は、句形を覚えたけど、話の内容がよくわからない、、という方におすすめです。
構成は、
第1章 句法
第2章 覚えておきたい漢文常識
第3章 ジャンル別文章読解
となっています。
おすすめポイントは2つあります。
POINT① 辞書代わりに使える句形・単語の解説
漢文では、句形以外にも重要単語というものがあります。
東北大学の漢文では、注釈なしにいきなり少し難易度の高い単語が出てくることがあります。
文脈やその漢字を使った熟語から推測することができる場合もありますが、やはり文章の中で出てきがちな単語については、意味を覚えておくことが必要です。
また、理想的/最悪な王の名前、儒家の有名な弟子の名前、儒家の徳目についてなど、常識の部分も載っています。
なかなか勉強する機会もないと思うので、この参考書を使って知っておきましょう。
POINT② 文章展開の解説
漢文は、「よくある話のパターン」というものがあります。
この参考書の第3章には、「こういった文章ではこういう展開になることが多い」など、いわゆる「お決まり」のパターンが載っています。
先ほど古文についてで、古文常識の重要性についてお話ししましたが、漢文についても同様です。現代語訳できても、当時の時代背景などがわかっていないと、なかなか理解しづらいですよね。
この参考書には、
有名人物のエピソード、政治の在り方、思想、主張ものについてなどが載っています。
これを知っておくだけで、読解のサポートになるので、時間があるときに読んでおきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのは、古文と漢文のどちらも、基本的な知識の部分についての参考書でした。
知識には「知らないといけないもの」と「知っておくと役立つもの」があると思いますが、東北大を目指す方にはぜひ「知っておくと役立つもの」まで勉強しておいてほしいです。
普段の隙間時間で読み物のように読んだり、問題を解いた後の復習の際に辞書のように使ったりなど、様々な場面で活用できる参考書です。
直前期でも活きる参考書なので、ぜひ使ってみてください。
無料受験相談とは?
武田塾には無料受験相談というものがあります。
武田塾の無料受験相談では
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
・必要な学習カリキュラムを知ることができます
無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる」までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。
「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!