こんにちは!仙台駅から徒歩1分、武田塾仙台駅前校です!

本日も前回に引き続き高校1年生・2年生に向けた年明けの勉強について話していきたいと思います。

実は、思っているより受験までの時間は多くないんですよね。
それでもみんな「受験なんてまだ先の話だ」と思っていて、なかなか勉強のスタートが切れない。高3の夏あたりにあれ??あとこれしか時間無いの?など我に返って焦る なんてことはざらにあることなんです。

高3になると、やることは山積みになります。
こんなに多いのか!と唖然として何から手をつけて良いかわからなくなるなんていう人も沢山います。


だからこそ今の時期からコツコツと少しずつでも勉強を進めていきましょうというお話なんですね。

では、その勉強の仕方について、今日は前回の予告通り英語の勉強のお話しましょう。

英語の勉強

大学受験の英語に必要な勉強は大きく分けて4つあります。

 ①単語、熟語 ②文法 ③解釈 ④長文

これらを順にみてゆきましょう。

①単語、熟語

語彙力がある程度なければ(特に単語)、大学受験の試験問題はもちろん文法や解釈、長文の参考書をスムーズに読んでいくことができません。つまり、効率のよい勉強ができません。たとえば、語彙力がないために参考書をスムーズに読み進められなかったりすると、それだけで英語の勉強が苦痛に感じてしまいます。

ですから、「今から受験勉強をはじめようと思っているけど、何から勉強していいかわからない!」という高校生はとりあえず英単語を覚えることから始めてください。
『システム英単語』や『ターゲット1900』や『必携英単語LEAP』武田塾のルートにある単語帳を選んでおけば間違いないです。

そして、ある程度単語を覚えたら、次は英熟語をやってゆきましょう。英単語と違って軽視されてしまいがちですけれど、やはり最低限は覚えていた方がよいですし、大学によっては問題のウェイトをある程度占めることもあります。志望校で英熟語がそれほどは直接問われないという受験生には『速読英熟語』、多く出題されるという場合には『解体英熟語』がおすすめです。

②文法

さてそうやってしっかりと単語、熟語を覚えていっても、文法を分かっていなければ、やはり入試問題は解けないです。「共通テストに文法でないから勉強しなくてもいいんじゃない?」と思っているひともいるかもしれないですけれど、それは大間違いです。
たしかに、文法問題が単体で出題されない大学を受けるなら、非常に細かな知識までは覚える必要はないでしょうけれど、最低限の基本知識は身につけておかなければなりません。
それは文法知識がないと③の解釈が上達しないからなんです。

③解釈

英文の解釈というのは、文法を読解という視点から捉えなおしたものと言えます。
別の言い方をすれば、文の意味を正しく掴むための力、視点を学ぶということです。
文意を正確につかむことは、最終的には速読にもつながるので軽視しないで勉強してもらいたいです。
武田塾のルートでは、解釈のための参考書が何冊もあがっています。『入門 英文解釈の技術70』などから始めるのが良いでしょう。

④長文

多くの人が「英語の勉強」と言われて頭に浮かぶのがこの段階かもしれないですね。ここまでで勉強した単語、熟語、文法、解釈力を実践問題で使う練習をすることになります。
時間に余裕がある人は、『パラグラフリーディングのストラテジー』などを読んで、英語の文章全体の読み方や問題の解き方を勉強してから演習問題に着手できると理想的かもしれません。

~番外編~

・ここまでの単語・熟語、文法、解釈、長文を勉強していくことが英語の勉強の基本になりますけれど、志望する大学によってはこれらに加えて英作文や、リスニングの勉強もする必要がでてきます。

・自分の行きたい大学の出題分野や出題傾向を知っていますか? これらを把握し、それにコミットした勉強をすることが志望校合格への最短経路だと思います。高校1年生、2年生の人たちが今の段階で志望校の出題分野、傾向を把握していれば、ライバルたちに対して大きなアドバンテージになると思います。過去問はすべてを教えてくれます。明日にでも志望校の過去問をみてみることをおすすめします。まだまだ歯が立たないということは当然ですけれど、どんな問題が出ているのかだけでも見ておく価値はありますよ。

勉強をスタートさせよう!

いかがでしたでしょうか?

まだ時間があると思っていませんか? やることは随分と多くあります。
その上、英語は積み上げの科目ですから、前の部分に穴があるとうまくゆかなくなりますし、また、すぐに成績があがるというのが難しい科目でもあります。

そうした意味でも、まだ時間のあるこの時期に大学受験を見据えた勉強を始めることはとても大切なんです。

武田塾仙台駅前校では、いつでも無料受験相談をやっております。
どのように勉強を進めたら良いか分からない などの悩みや、毎日の勉強のことなど、なんでも相談に着てください。

次回は、数学の勉強についてお話します。

理系では非常に重要な科目です。文系であっても、必要であったり、共通テストでやらなければという人もいるでしょう。これまた成績を上げるのがすぐとはいかない科目ですから、早くから手をつけたいものですね。

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