こんにちは!仙台駅から徒歩1分、武田塾仙台駅前校です!
本日は高校1年生・2年生に向けた年明けの勉強について話していきたいと思います。
みなさんのなかにはもしかすると、「受験なんてまだ先の話だ」と思っている人が多いかと思いますが、だからこそ今の時期からコツコツと少しずつでも勉強を進めている人はいざ受験期に突入した際にはじめの段階で周りより圧倒的有利な位置からタートをきることができます。
ですので、受験を意識している人はもちろんのこと、受験をまだ意識していない人もぜひ参考にしていただければ幸いです。
では、本題に入りましょう。まず前提として、高校1・2年生の時点では全ての教科の勉強をはじめる必要はありません。ではどの教科を進めたらいいのかというと、国語・数学・英語の主要三教科です。
何故かと言えば、一般的にこの主要三教科は他の科目と比べて得点を伸ばすのに時間が多くかかるといわれているからです。
この3つのうち一つでも苦手なものがあるとしたら、ぜひ今のうちから取り組みましょう。これから3教科の勉強を順番に説明していきます。
今回はまず、国語の勉強からお話しましょう。
国語の勉強
さて、国語の勉強方です。
英語、数学に比べて、何をしたら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
この時期の国語の勉強でまず取り組んでおいてほしいことは古文・漢文の文法の基礎知識を定着させることです。
古文では
- 古文単語を少しずつ覚える
- 動詞・形容詞・形容動詞の活用を覚える
- 助動詞の意味・活用・接続を覚える
漢文では
- 主要な漢字の意味と読みをおさえる
- 矩形を覚える
以上五つを進めておいてほしいです。
国語は現代文・古文・漢文がありますが、このうち古典の古文・漢文は知識がかなり重要になってくる教科になります。
第一に古文では単語の意味が重要です。単語の意味が分からないと文章を読めませんよね。ですので、今のうちに一日10単語ずつでもいいので毎日取り組んでほしいです。
次に動詞・形容詞・形容動詞の活用や助動詞の意味・活用も単語に比べて優先順位は下がりますが、同じくらい重要です。皆さんが受けている模試でも動詞の活用や助動詞の意味が問われる問題が出されたことがあるかと思います。この辺の知識も入試で聞かれることが多いので今のうちから品詞分析ができるようになっておくとかなりのアドバンテージになります。動詞であれば四段活用や下二段活用などの基本活用からカ行変格活用やサ行変格活用などの特殊活用までおさえておいてほしいです。形容詞形容動詞は基本活用(形容詞はカリ活用を含む)を覚えておけば大丈夫です。助動詞については、覚えることが多くて大変だと思うかもしれませんが今の時期にすべて覚えようとしなくても大丈夫です。
そして、この2つを終えたら助動詞に手をつけましょう。まずはよく目にする助動詞、例えば「けり」や「ず」などの頻出のものからでいいので意味と活用と接続をおさえておいてください。特に助動詞は受験生がつまずきやすいポイントなので高1高2のうちにやっておくとあとから苦労することがなくなります。
次に漢文についてですが、古文に比べてやることは少ないです。漢文の文法書には漢字の意味と読み、それから矩形の知識が載っているはずです。矩形はすべて覚える必要はないのでまずは頻出の矩形(「未ダ~ず」など)をおさえ、漢字の意味を一日5個ずつでもいいので目を通しておくとそれだけで漢文を読み進める下地は次第に出来上がっていきます。
国語の勉強については以上となります。部活などでどうしても忙しく、1.~5.まで全部やるのは不可能だという人もいると思います。ですが心配ありません。この①~⑤のうち必ずしも今からすべてやらなければならないというわけではないのです。この5つの項目のうち一つでもいいので今の時期から進めることが大切なのです。今からの小さな頑張りが後々大きな結果に結びつくので、ぜひ以上のことを参考にして勉強に取り組んでほしいと思います。
勉強をスタートさせよう!
いかがでしたでしょうか?
まだ時間があると思っていると、すぐに慌てることにもなります。
この時期に大学受験を見据えた勉強を始めることは、とても重要です。
武田塾仙台駅前校では、いつでも無料受験相談をやっております。
どのように勉強を進めたら良いか分からない などの悩みや、毎日の勉強のことなど、なんでも相談に着てください。
次回は、英語の勉強についてお話します。
文・理問わず重要な科目ですから、早くから手をつけたいものですね。