こんにちは!武田塾仙台エリアです。

秋になると、高校3年生・浪人生は一気に忙しくなります。記述模試、共通テスト模試、大学別模試、さらに志望校の過去問演習……。

「模試を受けたけれど、復習する前に次の模試が来てしまった」
「全部復習していたら普段の勉強が進まない」
・・・という人も多いのではないでしょうか。

実際、2026年秋も河合塾の第3回全統記述模試や第3回全統共通テスト模試、駿台・ベネッセ記述模試、大学別模試などが続きます。

そこで今回は、忙しい秋だからこそ意識したい「記述模試の復習の優先順位」について解説します。

「本番で取るべき問題を取れるようにすること」を最優先に復習していきましょう。

春や夏と比べると、秋は模試の数がかなり増えます。

さらに受験生は、

・過去問演習
・共通テスト対策
・苦手分野の復習
・学校の授業
・推薦入試の準備

なども並行して進めなければなりません。

この時期にありがちなのが、

土曜日、日曜日に模試を受ける→月曜日から通常の勉強へ戻る→復習しないまま次の模試という流れです。

これでは、模試を受けること自体が目的になってしまいます。

とはいえ、毎回すべての問題を一から解き直していては時間が足りません。

そこで重要になるのが復習する問題の優先順位です。

記述模試の復習で最初に見てほしいのが、

自分の実力なら取れたはずなのに失点した問題です。

例えば、

・英単語を知っていれば読めた英文
・何度も解いたことがある数学の典型問題
・覚えたはずの歴史用語
・公式を使えば解けた物理の問題

などです。

難しい問題を解けるようにするよりも、このような問題を確実に取れるようにする方が得点アップにつながりやすいです。

特に秋以降は、「新しい難問を解けるようになる」だけでなく、

「今持っている知識を本番で確実に得点へ変える」ことを意識しましょう。

記述模試ならではのポイントがここです。

最終的な答えは間違っていても、

「方針は合っていた」
「途中までは正しかった」
「最後の計算だけ間違えた」

という問題があります。

こうした問題は、あと一歩で得点につながる可能性があります。

数学なら、

・計算ミス
・場合分け不足
・条件の見落とし
・説明不足

英語なら、

・内容は理解できているが和訳の表現が不十分
・英作文で文法ミスをした
・設問に対して必要な要素が不足していた

国語なら、

・本文の根拠は合っていたが記述に必要な要素が抜けていた

など。

記述模試では、「なぜ0点・減点になったのか」を答案から確認することが重要です。

答えを覚えるだけでなく、「あと何があれば点になったのか?」まで確認しましょう。

一方、忙しい秋にすべての問題を完璧に復習する必要はありません。

例えば、

・正答率がかなり低い難問
・志望大学ではほとんど出題されない問題
・まだ学校や参考書で学習していない範囲

などは、優先順位を下げても構いません。

特に難問を見て、

「これが解けないから数学がまずい!」

と焦る必要はありません。

まずは、志望校で合格点を取るために必要な問題から復習することが大切です。

模試は満点を目指すためのものではなく、自分の課題を見つけるためのものです。

間違えた問題は、次の4つに分類してみましょう。

①知識不足

単語・公式・用語などを知らなかった。

→参考書や単語帳へ戻る。

②解き方が思いつかなかった

知識はあったものの、問題を見て方針を立てられなかった。

→類題や基本問題を解き直す。

③答案として点にならなかった

考え方は合っていたが、説明不足・記述不足で減点された。

→模範解答と自分の答案を比較する。

④ミス・時間不足

計算ミス、読み間違い、時間配分など。

→原因を具体的に記録し、次回の模試で対策する。

ただ単に、

「英語ができなかった」
「数学が苦手だった」

で終わらせないことがポイントです。

模試の復習は、できるだけ記憶が残っているうちに行いましょう。

おすすめは、模試終了後または翌日に、

①自己採点する
②取るべきだった問題に印をつける
③間違えた原因を分類する
④必要な参考書へ戻る

ところまで進めることです。

この時点ですべての問題を解き直す必要はありません。

例えば、

「数学ⅡBの数列が弱かった→今週『基礎問題精講』の数列を復習する」

というように、模試の結果を普段の勉強へつなげることができれば十分です。

模試の復習だけで一日を使い切るのではなく、普段の学習計画の中へ課題を組み込んでいきましょう。

記述模試の場合は、問題冊子だけでなく、自分がどのような答案を書いたかを確認できるようにしておくのがおすすめです。

記憶だけで「たぶんこう書いた」では正確な分析ができません。

特に数学・英作文・国語の記述では、自分の答案と模範解答を比べることが非常に重要です。

「答えが違った」ではなく、

・どの段階から違ったのか
・どの要素が足りなかったのか
・どう書けば採点者に伝わったのか

まで確認してみてください。

模試を受けた直後に復習したら、それで終わり……では少しもったいないです。

成績表が返却されたら、

・偏差値
・志望校判定
・設問ごとの正答率
・受験者平均との差
・科目ごとの弱点

を確認しましょう。

ただし、判定だけを見て一喜一憂する必要はありません。

特に秋の模試では、「第一志望がE判定だった」よりも、

「合格するためにあとどの科目を何点伸ばす必要があるのか」を考えることが大切です。

河合塾の第3回全統記述模試では、第3回全統共通テスト模試などとのドッキング評価も行われます。

国公立志望者の場合は、共通テストと二次試験を合わせた現在地を見る材料として活用しましょう。

秋には東北大をはじめ、大学別模試を受験する人も増えてきます。

大学別模試の場合は、通常の全国模試よりも復習の優先度を上げてください。

理由はシンプルで、本番に近い形式の問題だからです。

例えば、

・英作文が毎年出題される
・数学の記述量が多い
・物理の特定分野が頻出
・国語でこの形式の記述が出る

など。

志望大学特有の弱点が見つかった場合は、今後の過去問演習や参考書学習へすぐ反映させましょう。

秋になると模試の回数が増え、ご家庭でも結果を見る機会が増えると思います。

その際、

「またE判定なの?」
「前より偏差値が下がっている」

と判定や数字だけを見るのではなく、

「今回何ができなかったの?」
「次はどこを直す予定?」

と聞いてみてください。

模試の一番の目的は、良い判定を取ることではありません。

本番までに直すべき課題を見つけることです。

秋は結果が思うように出ず、焦りやすい時期でもあります。判定だけではなく、その後の勉強が変わっているかにも注目してみてください。

武田塾仙台エリアでは、中学生・高校生・浪人生とその保護者の方を対象に無料受験相談を実施しています。

「模試を受けるたびに判定を見るだけになっている」
「復習する問題が多すぎて何からやればいいかわからない」
「記述模試と共通テスト模試、どちらの課題を優先すべき?」
「過去問も始まり、勉強の優先順位がわからない」

といったご相談も大歓迎です。

武田塾では、模試の結果や志望校、現在使用している参考書などを確認しながら、

「今から入試までに何を優先して勉強するか」を整理します。

秋以降は、できないところをすべて勉強する時間はありません。
だからこそ、優先順位をつけることが重要です。

模試は受験戦略を考えるうえで非常に重要ですが、一つ注意したいのが成績表が返却されるまでの時間です。

記述模試の場合、受験してから成績表が返ってくるまでにかなり時間が空くことがあります。

そのため、「模試の結果が返ってきてから今後の勉強を考えよう」では、受験本番までの貴重な時間を失ってしまいます。

特に秋以降は、1か月・2か月で学力が大きく変化する時期です。
模試を受けた時点では苦手だった分野が、成績表が返ってくる頃にはすでに改善していることもあります。

だからこそ、模試は返却を待たず、受験直後の自己採点と答案の振り返りから次の勉強を決めることが大切です。

武田塾では、毎週の確認テストを通して「今週勉強した範囲が本当に身についているか」を確認しています。

模試だけではなく、毎週の学習状況から、

「この単元は完成している」
「ここはまだ復習が必要」
「このペースなら入試までにどこまで進められるか」

を確認できるため、入試直前までの成長を踏まえて受験戦略を考えることができます。

模試の結果は大切ですが、数か月前の成績だけで判断するのではなく、今の学力とこれからどこまで伸ばせるかも合わせて考えていきましょう。

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今回は、秋の記述模試の復習で優先すべきことについて紹介しました。

秋は模試が多く、過去問演習や通常の受験勉強もあるため、すべての問題を完璧に復習しようとすると時間が足りません。

まず優先したいのは、

①本来取るべきだった問題
②途中まで解けていた問題
③志望校で必要になる問題

です。

逆に、正答率の低い難問などは後回しでも構いません。

模試は受ける回数を増やすことが目的ではありません。

「模試を受ける→課題を見つける→普段の勉強を変える」

ここまでできて初めて、模試を受けた意味があります。

秋は忙しい時期ですが、すべてを完璧にやろうとせず、合格につながる課題から一つずつ改善していきましょう!