宮城県内でも有数の進学校である仙台第二高校(通称・二高)から、地元の名門・東北大学を目指す受験生は非常に多くいます。
しかし、二高生の中でも「どうすれば東北大に届くのか分からない」「学校の課題と塾の勉強の両立が大変」と悩む声は少なくありません。
そこでこの記事では、
- 仙台二高で東北大合格を狙うなら学内で何位をキープすべきか
- 学校の勉強と受験対策の両立法
- AO・総合型選抜で合格を狙う場合の対策
この3つを軸に、詳しく解説していきます。
1. 東北大学に合格するには、二高で何番くらいにいるべき?
まず気になるのが、「東北大学に受かるには、二高でどのくらいの成績が必要か?」ということ。
▶ 目安は学年順位で100位以内
仙台二高は1学年あたりおよそ320〜350名の生徒がいます。その中で現役で東北大学に合格するのは、年によって55~70名ほど。
また、それ以外にも上位国公立や医学部、早慶に進学していく人もいるため、
- 二高内で学年100位以内に入っていれば、現役合格の可能性が見えてきます。
とはいえ、模試の結果や共通テスト本番の得点力も重要ですので、定期テストだけでなく外部模試でも安定した成績を目指しましょう。
2. 学校の課題と受験勉強、どう両立する?
二高は課題が多く、「受験勉強の時間が足りない」と感じている生徒は多いです。ですが、学校の学習は土台作りとして非常に大切です。
▶ 両立のための3つのポイント
① 目的を分けて取り組む
- 学校の勉強:基礎力・内申対策(推薦やAOで重要)
- 受験勉強:志望校対策・難問演習・得点力UP
時間割を分けて、それぞれの目的に合わせた勉強をしましょう。
② 「学校の授業+α」で差をつける
例えば、英語の長文が学校では薄くしか扱われない場合、自分で東北大の過去問を解く練習を追加するなど、演習量で差をつけることが必要です。
③ 塾や予備校をうまく活用する
個別指導や映像授業など、自分の弱点に特化した対策を外部で行うのも効果的です。
3. AO・総合型選抜で東北大学を目指す場合の準備
東北大学では、学部によってAO入試(総合型選抜)や学校推薦型選抜を実施しています。
「評定はあるけど共通テストが不安」という生徒には、有力な選択肢となるでしょう。
▶ AOで必要な力
- 評定平均(4.3以上が目安)
- 志望理由書や小論文の質
- 課外活動の実績(探究活動・部活動・ボランティアなど)
- 面接・口頭試問への対応力
▶ 準備のタイミング
高3の夏には出願が始まるため、高2の秋〜高3の春までに、
- 志望動機の整理
- 探究活動の成果づくり
- 論述・プレゼンの練習
などを進めておくのが理想です。
4. 共通テスト対策のスケジュール感は?
東北大学の二次試験は配点が高く、**共通テストは「足切り」や「合否に影響するが逆転も可能」**な立ち位置です。
とはいえ、油断は禁物。特に共通テスト英語・数学・国語での安定得点は必須。
▶ 高1〜高2で基礎固め
- 英語:単語・文法・英文読解力
- ターゲット1900、システム英単語などの単語帳
- 英文法ポラリス1、2などの文法問題集
- 入門英文問題精講、入門英文解釈の技術70などの構文把握力
- 数学:教科書+標準問題集の徹底理解
- 青チャートのコンパス3まで、基礎問題精講などの基礎問題
- 国語:現代文読解+古典文法の理解
- 現代文キーワード読解などの語彙
- 田村のやさしく語る現代文、船口の最強の現代文などで読み方を学ぶ
- 古文単語、古典文法を一通り叩き込む
▶ 高3春〜夏で共通テスト形式に慣れる
- マーク形式の演習を毎週実施
- 時間配分の感覚を掴む
▶ 秋〜冬で共テ過去問・予想問題を反復
- 本番同様の形式で演習
- 合格者平均点に届くまで繰り返す
5. 仙台二高から東北大学に合格するためのまとめ
項目 | ポイント |
---|---|
学年順位 | 100位以内を目指す(学部によっては50位以内) |
学校×受験の両立 | 学校=基礎、受験=応用と役割分担 |
AO・推薦 | 評定4.3以上+探究+論述力がカギ |
共通テスト | 高3夏から本格対策。秋以降は過去問重視 |
▶ 最後に:自分だけの戦略を立てよう
仙台二高という恵まれた環境を活かすには、自分の志望校・現在の実力・性格に合った学習戦略を早めに立てることが重要です。
「東北大を目指したいけど何から始めればいいか分からない」
「学校の勉強と塾の両立が大変で、どちらを優先すべきかわからない」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。宮城県の高校生に特化した大学受験のプロとして、最適な学習プランをご提案します。
武田塾の無料受験相談とは?
武田塾には無料受験相談というものがあります。
武田塾の無料受験相談では
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
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無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。

「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!

