宮城県内でも歴史と伝統ある私立校、東北学院高等学校。多くの生徒が私立大学への進学を目指すなかで、「国公立大学へ行きたい」と考えているあなたへ。現実的な戦略と、今からできる具体的な勉強法を紹介します。
1. 東北学院高校の進学状況と国公立の立ち位置
東北学院高校はMARCHや東北学院大学などの私立大学への進学実績が多く、国公立大学への進学は少数派です。しかし近年は、学力上位層を中心に東北大、宮城教育大、山形大、福島大などへ合格する生徒も見られます。
だからこそ、戦略が必要。
周囲の大半が私立文系を目指す環境で、一人で国公立を目指すには情報と意思が不可欠です。
2. 目指すならどこ?東北学院生が現実的に狙える国公立大学
以下は東北学院高校の偏差値(60程度)を踏まえて、現実的に狙いやすい国公立大学です:
?文系:東日本の主な国公立大学(偏差値・共テ得点率の目安つき)
【宮城県】
- 東北大学(文・教育・経済・法):共テ得点率80〜85%、最上位層向け
- 宮城教育大学(教育):65〜70%、教員志望向け
- 宮城大学(事業構想):60〜65%、地元志向の実学系学部
【福島県】
- 福島大学(人間発達・経済経営・共生システム):60〜68%、国立らしいバランスの良い総合型大学
【山形県】
- 山形大学(人文社会・地域教育):62〜70%、共テ型・個別記述型併用でバランス型受験が可能
【岩手県】
- 岩手大学(人文社会):60〜68%、地方志向の国立大として安定志望校に
【秋田県】
- 秋田大学(教育・国際資源政策):60〜68%、教育志望や地方行政に興味がある人に◎
【青森県】
- 弘前大学(人文社会):62〜70%、東北地方では山形大と並ぶ文系中堅国立
【新潟県】
- 新潟大学(法・経済・人文学):65〜75%、地方都市ながら総合大として人気
【長野県】
- 信州大学(人文学・経済):65〜75%、共通テスト重視型が多く東北学院生には有利
【群馬県】
- 群馬大学(社会情報):62〜70%、国立で情報・社会系を学べる貴重な大学
【栃木県】
- 宇都宮大学(国際・地域デザイン):60〜68%、地域密着型教育が特徴
【茨城県】
- 茨城大学(人文社会・教育):60〜70%、首都圏寄りで人気が高まっている
【千葉県】
- 千葉大学(文・法政経):75〜80%、難関国公立の一角、推薦対策で狙う生徒も
【埼玉県】
- 埼玉大学(教養・経済・教育):70〜75%、東京に近く地元就職も有利
?理系:東日本の主な国公立大学(理工・農・看護・医療など)
【宮城県】
- 東北大学(理・工・農・医):共テ80〜90%、全国トップクラス。最難関。
- 宮城大学(食産業・看護):60〜68%、食・農・看護系として地元志望に最適
【山形大学】
- 理・工・農学部:60〜70%、共テ中心の受験がしやすい。医学部看護も人気
【福島大学**
- 理工学群:60〜68%、共通テストメインで記述少なめ、学院生向き
【秋田大学】
- 理工学部・医学部看護学科:60〜72%、少人数で手厚い教育が魅力
【岩手大学**
- 理工・農・看護:60〜70%、国立農学系に進みたい人には特におすすめ
【新潟大学**
- 理・工・農・医・歯・看護:65〜78%、総合大なので多学部選べる強みあり
【群馬大学**
- 理工・医学部看護学科:65〜72%、実学重視で就職に強い学部構成
【茨城大学**
- 理・工・農:60〜70%、地元志向の実学系学部が充実
【長岡技術科学大学(新潟)】
- 工学系のみ:65〜75%、実験・実習重視、就職率が非常に高い
【千葉大学**
- 理・工・園芸・看護:75〜85%、関東圏では非常に人気
?注意すべきポイント
- 大学の所在地と生活費・仕送りのコストを事前に確認しましょう。
- 大学によっては二次試験がない=共テだけで合否が決まる学部も多数。
- 地方大学は「推薦枠」や「地域枠」も充実していることが多いです。
3. いつから何をすべき?科目別・年間学習スケジュール
高1〜高2:基礎固めと共通テスト意識
- 英語:『システム英単語』『英文法ポラリス1→2』『共テリーディング系問題集』
- 国語:現代文読解のルール習得(『入試現代文へのアクセス』など)、古典文法・単語
- 数学:教科書準拠の問題集を定着(例:4STEP)、苦手克服を早めに
- 社会・理科:共通テストに必要な1科目に絞って高2からインプット開始
高3:共通テスト対策+志望校対策
- 共通テスト演習は6月から毎週実施(過去問・予想問題使用)
- **2次対策(記述問題)**は、夏から志望校の傾向に合わせて添削練習
- 模試(河合・駿台・東進)を活用して客観的な立ち位置把握
4. 塾・予備校を活用すべきか?
周囲に国公立志望が少ない分、
「同じ志望を持つ仲間」や「経験豊富な指導者」の存在は重要です。
以下のようなサポートを受けられる塾・予備校を選ぶと安心です:
- 科目別に学習の進捗管理をしてくれる
- 共通テスト+2次試験の両方に対応した指導が受けられる
- 地元大学(東北大・宮教大・宮城大など)の出題傾向に詳しい
- 学習計画や併願校選びの相談に乗ってくれる
5. 滑り止めの私立大学はどうする?
国公立志望でも滑り止め校の選定は必須。
特に東北学院生の場合、東北学院大学の公募推薦・総合型選抜で合格を取っておくと、心の余裕が生まれます。
その他おすすめ私立大学(共テ利用も含む):
- 東北福祉大学(共テ併用あり)
- 東北工業大学(理系)
- 首都圏私立(MARCH、四工大など)
6. 最後に:国公立大学は「情報戦」でもある
「どうせ無理だ」と思わないでください。
ただし、早くから正しい情報に触れ、計画的に勉強を始めることが大前提です。
進路指導が私大寄りであることも多いため、自分で調べ、必要なら外部の力を借りてください。
あなたの努力次第で、東北学院からでも国公立合格は十分に可能です。
ご相談・個別の学習プランが必要な方は、武田塾仙台駅前校までお気軽にお問い合わせください。
目標達成のために、一緒に計画を立てましょう!
※参考:この記事は2025年度入試情報に基づいて作成されています。最新の入試要項は各大学公式サイトをご確認ください。
武田塾の無料受験相談とは?
武田塾には無料受験相談というものがあります。
武田塾の無料受験相談では
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
・必要な学習カリキュラムを知ることができます
無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。

「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!



