仙台市の名門・仙台二華高校は、中高一貫教育を行う数少ない公立校の一つです。1学年には、中学から入学した生徒(内部進学)105名と、高校から入学した生徒(外部進学)135名が在籍しており、東北大学を目指すにはそれぞれ異なる戦略が必要です。
この記事では、中高一貫組と高校入学組それぞれに向けて、「東北大学に合格するための最短ルートと落とし穴」について丁寧に解説します。
1. 中学入学組(中高一貫生)が東北大学を目指すために必要なこと
◆ 現状:アドバンテージはあるが、油断も多い
仙台二華の中高一貫生は、早期からの進度の速いカリキュラムで高1の時点で高2相当の学習を終えているケースもあり、学力的には圧倒的なアドバンテージがあります。しかしその一方で、**「先取りしている安心感」「周囲もできるので危機感が持ちにくい」**という落とし穴も存在します。
◆ 東北大合格へのポイント
① 高1〜高2のうちに「二次型の勉強」に着手する
共通テスト対策は当然として、東北大学合格には記述力・論述力が問われます。高2の終わりには、共通テスト型の問題を解きながら、東北大の過去問に触れておくことが重要です。
② 「差がつく科目」を徹底的に
東北大学では、文系・理系ともに英語が最重要。特に和訳・英作文・自由英作文の完成度が合否を大きく左右します。英単語の語彙力・文構造の理解・記述表現の訓練は高1のうちから少しずつでも積み上げておくべきです。
③ 学年順位に一喜一憂しない
仙台二華の内部生の中で上位にいても、**全国的な上位層に食い込めていないと東北大には届きません。**模試(特に駿台・東進・河合塾)の判定を重視し、全国偏差値・全国順位で自分の実力を測る姿勢が大切です。
2. 高校入学組(高校からの二華生)が東北大学を目指すために必要なこと
◆ 現状:スタートは遅いが、逆転可能
高校から仙台二華に入学する生徒の多くは、仙台南高校や泉館山高校と同程度の学力層といわれています。中高一貫生と比べるとスタートは遅く、最初は授業についていくのも大変ですが、高校から大きく伸びて現役合格を果たす生徒も毎年います。
◆ 東北大合格へのポイント
① 高1〜高2は「基礎力の徹底」と「自主的な補強」
学校の授業進度に追いつくことに加え、英語・数学・国語の基礎固めを自分のペースで進める努力が必要です。とくに英語は「単語・文法・構文・読解・英作文」を体系的に学ばないと、後々ついていけなくなります。
② 「塾・予備校・参考書」を活用した自己学習がカギ
高入生は、学校の授業だけでは追いつけない場面が出てきます。そうしたときは早めに塾・予備校・参考書で補強を。特に英語と数学は1日でも早く遅れを取り戻すことが合格への近道になります。
③ 努力の質と継続がすべて
中高一貫生よりもスタートが遅くても、**「基礎を飛ばさずに積み重ねる」「模試での復習を丁寧に行う」「夏を制する」といった行動を積み重ねれば、十分東北大学合格圏内に入れます。「差はスタート地点で決まるのではなく、走り方で決まる」**という意識が大切です。
3. 共通の最重要科目:やっぱり「英語」がカギ!
中高一貫生も高校入学生も、**東北大学合格の最大のポイントは「英語の完成度」**です。
- 共通テストで7割〜8割は当然
- 東北大の記述英語で「差をつけられない」レベルまで引き上げる
- 語彙力、構文力、要約力、和訳力、英作文の総合力が問われる
特に文系では配点も大きく、理系でも配点比率が高いため、**英語でこけると合格は遠のきます。**早い段階から英語を軸に受験戦略を立てていくことが肝要です。
まとめ:仙台二華の「自分の立ち位置」を正しく知ることがスタートライン
- 中高一貫組は、周囲と比べて安心せず「全国水準」を意識して勉強を続けることが重要です。
- 高校入学組は、「基礎を徹底」「追いつく意志」「継続力」で逆転合格が可能です。
- **英語はすべての合格戦略の核。**どちらの立場でも、英語の完成が合否を左右します。
武田塾仙台駅前校・長町校・泉中央校では、二華生向けに志望校別の個別カリキュラムを作成しています。英語の基礎から東北大の記述対策まで、どこから始めればいいかわからない方はぜひ一度ご相談ください!
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武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。

「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!



