― 模試を“終わり”ではなく、“きっかけ”にしよう ―
模試の結果を見て、
「時間が足りなかった…」
「頭が真っ白になった…」
「普段ならできるのに…」
そんな悔しい気持ちを抱えている人も多いと思います。
でも大丈夫。模試は「できた・できなかった」を競う場ではなく、
**“次に伸びるための材料を集める場”**です。
ここからどう立て直すかが、これからの成長を決めます。
◆ 模試の本当の役割とは?
模試の目的は、大きく分けて3つあります。
1️⃣ 自分の立ち位置を知る(=志望校や周囲との距離を把握)
2️⃣ 本番のシミュレーションをする(=時間配分・緊張感の確認)
3️⃣ 自分の直すべき場所を知る(=弱点発見と改善)
特に②③は、“模試を糧に伸びる”ために欠かせないポイントです。
ここからは、英語リーディングを例に「②本番のシミュレーション」と「③改善の方法」を見ていきましょう。
◆ 本番のシミュレーションをする:時間と緊張への対策
共通テスト英語リーディングでよくある声は…
「時間が全然足りない!」
「模試になると焦ってミスしてしまう!」
こう感じた人は、**“場慣れ”と“時間設計”**の2点を見直すだけで大きく変わります。
① 「時間が足りない!」タイプ
テストは「限られた時間を点数に変えるゲーム」。
まずは**時間配分の“設計図”**を持ちましょう。
✅ まだ立てていない人は…
→ 大問ごとにかける時間を決めましょう。
例:
・大問1:5分
・大問2:6分
・大問3:5分 …
「9割狙い」なら前半をスピーディーに、
「7割狙い」なら確実に取れる問題に時間を使うなど、戦略的に組み立てましょう。
✅ すでに配分を立てていた人は…
→ その配分が本当に妥当か、過去問で検証しましたか?
→ 1問にこだわりすぎて全体を崩していませんか?
→ 「時間内に終わらせる練習」をしていますか?
? おすすめ練習法
・タイマーで「大問1を5分で解く!」などピンポイント演習。
・教材例:『きめる!共通テスト英語リーディング』/『1カ月で攻略!共通テスト英語リーディング』
② 「緊張で力が出せない!」タイプ
緊張は悪いことではありません。
単に“本番の環境”に慣れていないだけです。
✅ 緊張対策チェックリスト
・毎回同じ場所(学校・自習室)でしか演習していない
・時間を測らずに「なんとなく」解いている
・本番と同じ時間帯(午前に英語)で練習したことがない
これらを少しずつ変えるだけで、「模試でも普段通り」に近づけます。
緊張に“慣れる練習”こそが、本番の強さにつながります。
◆ 自分の直すべき場所を知る:弱点別の伸ばし方
模試は“学力の健康診断”。
「悪い結果=ダメ」ではなく、**“改善点が見つかった”**というチャンスです。
以下のどれに当てはまるかをチェックしてみましょう。
① 英文そのものが理解できない!
→ 単語・熟語の土台を固めよう。
共通テストレベルなら以下を目安に。
- 『ターゲット1900』:1〜800
- 『システム英単語』:1〜1200
- 『LEAP』:1〜1400
この範囲で「見た瞬間に意味が浮かぶ」レベルを目指しましょう。
② 単語はわかるけど、文の流れがつかめない
→ 英文解釈力を鍛える段階です。
英語は“単語のかたまり(チャンク)”で読む言語。
主語・動詞・修飾関係を瞬時に見抜けるようにしましょう。
? おすすめ参考書
・『入門英文問題精講』
・『動画でわかる英文法』
③ 内容はわかるけど読むのが遅い
→ 音読と多読で「処理速度」を上げよう。
音読のコツは「音声のスピードで意味を理解しながら読む」こと。
1つの長文につき10回音読を目標に。
読むスピードが上がると、理解力も自然に伸びます。
④ 内容は理解できるが設問でミスをする
→ 設問処理スキルを磨こう。
・設問から読む? 文章から読む?
・どんな選択肢が外れやすい?
・どこを飛ばして、どこを丁寧に読む?
・FactとOpinionの違いは?
? おすすめ書籍
『決める!共通テスト 英語』/『1か月で攻略!シリーズ』
◆ 最後に:模試は「限界」ではなく「きっかけ」
模試でうまくいかないと、
「自分には無理かも…」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
でも、模試の点数は「現在地」であって「限界」ではありません。
本番はこれから。
悔しい気持ちは、次に向かうための最高のエネルギーです。
今日の反省を、明日の行動に変えていきましょう。
きっと次の模試では、手応えのある一歩を感じられるはずです。
✨まとめ
模試の価値は「結果」ではなく「気づき」。
英語リーディングで悔しい思いをした人こそ、伸びしろが大きい人です。
焦らず、一歩ずつ。
「できなかった」を「できる」に変えていきましょう。
あなたの努力は、必ず本番で報われます。
武田塾の無料受験相談とは?
武田塾には無料受験相談というものがあります。
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
・必要な学習カリキュラムを知ることができます
無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。

「入試に必要なすべての英文法の基礎をこの1冊に完全収録!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!



