「自由な校風で有名な宮城野高校から、国公立大学に合格できるの?」
これは、在校生や保護者の方が一度は抱く疑問かもしれません。

結論から言うと、宮城野高校から国公立大学に進学することは可能です。
ただし、「普通の受験戦略」では通用しにくいのも事実。
この記事では、宮城野高校の特色、合格実績、学年順位目安、文理別の進度目標、総合型選抜の活用まで、国公立大合格のために知っておくべき全てをまとめました。

宮城野高校は、宮城県内でも珍しい「表現・創造・自由」を重んじる学校です。
芸術科と普通科が併設されており、普通科でも探究活動・プレゼンテーション・グループワークが多く、「型にはまらない学び」を大切にしています。

宮城県内での偏差値と進学レベルの立ち位置(普通科)

  • 偏差値:55〜60前後(2025年現在)
  • 泉高校、仙台向山高校と同程度の学力層
  • 上位層は東北大学や宮城教育大学などの国公立大学に合格

つまり、学力的には中堅上位の進学校にあたります。
ただし、受験指導は控えめなので、個人の学習意識と戦略が合否を大きく左右します。

早めの準備が要

  • 比較的国公立志望者の割合が高い
  • 高校生活をめいっぱい楽しむ校風があり、大学受験の準備は遅くなりがち
  • ポテンシャルが高い学生が多いので、早めに準備することでいわゆる難関大学にも合格できる

▶対策:模試の自己分析・自習計画・進度管理は自力で行う必要あり


探究活動・表現活動が豊富=時間管理が難しい

宮城野高校では探究的な学びやレポート発表が多く、学習以外の活動にもエネルギーを割く機会が多いです。

▶対策:

  • 「探究活動」と「受験勉強」を並行できるタイムマネジメント力が必須
  • 総合型選抜に活かせる活動として記録しておく

近年の合格実績(2023年度)

  • 東北大学(旧帝大):数名(例年1〜3名)
  • 宮城教育大学:10名前後
  • 山形大学・岩手大学など:10〜20名程度
  • 合計で毎年30〜50名程度が国公立大学へ進学

在籍数約300名に対して、およそ1割〜2割が国公立進学
→ この数字は、「上位層が戦略的に受験対策を行った結果」と読み取れます。

東北大学合格レベル:学年順位で上位5%以内(15位以内)

中堅国公立大学(宮城教育、山形大、福島大など):上位20%(60位以内)

高3で急上昇するのは稀 → 高1からの安定した成績管理が必須

【文系:共通+2次あり一般受験の場合】

学年英語国語社会
高1英文法導入・単語300語現代文読解基礎・古典文法導入教科書通読+用語定着
高2文法完成・英文解釈技術導入古文単語300語・共テ形式演習通史1周目+共テ演習開始
高3前半共テ演習+記述対策開始古典・現代文記述演習二次対策(記述・論述)
高3後半志望校過去問中心二次過去問+小論文対策実戦演習・要点整理
学年数学英語理科
高1数ⅠA基礎完成英文法導入・単語300語基礎理科(化学基礎・物理基礎)
高2数IIB・III導入長文500語の読解化学・物理の教科書理解+参考書演習
高3前半共通+記述の演習開始和訳・自由英作文・リスニング強化記述問題対応+過去問演習
高3後半志望校過去問+答案添削二次長文特化実戦演習+復習・解説精読

高1高2で基礎を固めきり、高3になったら共通テストや二次対策に注力できる状態が望ましいです。

? 英語

高1

  • 春〜夏
    まずは単語・文法の基礎固めから。
    参考書例:
    • 『システム英単語Basic』(駿台)
    • 『Next Stage』(桐原書店)※文法用
  • 秋〜冬
    学校の定期テストに対応しつつ、長文読解の基礎に着手。
    参考書例:
    • 『英語長文レベル別問題集①〜②』(東進ブックス)

高2

  • 春〜夏
    長文とリスニングを少しずつ増やす。
    参考書例:
    • 『やっておきたい英語長文300〜500』
    • 『Vintage』(文法の復習)
  • 秋〜冬
    共通テスト形式や志望校レベルの長文演習を開始。
    参考書例:
    • 『共通テスト英語リーディング対策問題集』
    • 『システム英単語』※Basicからのステップアップ

高3

  • 4〜6月
    志望校に合わせた過去問演習や記述問題に本格的に取り組む。
    参考書例:
    • 『英語長文ポラリス2・3』
    • 『英文読解の透視図』
  • 7月以降
    過去問演習+弱点補強。時間配分や実戦力重視。

? 数学(文系は数ⅠAⅡB、理系は数Ⅲまで)

高1

  • 通年
    まずは教科書レベルの理解を徹底。
    参考書例:
    • 『チャート式(白 or 黄)』
    • 『基礎問題精講 数学ⅠA・ⅡB』

高2

  • 春〜夏
    文系:数ⅡBの基礎/理系:数Ⅲの導入
    参考書例:
    • 『合格る計算』『Focus Gold』(基礎+応用向け)
  • 秋〜冬
    文理ともに共通テスト向け演習にシフト
    参考書例:
    • 『共通テスト実戦問題集 数学ⅠA・ⅡB』

高3

  • 春〜初夏
    理系は数Ⅲを終え、全範囲復習・演習へ
    参考書例:
    • 『青チャート』『プラチカ(標準)』『やさしい理系数学』
  • 夏〜秋以降
    志望校の過去問に着手しながら、弱点単元を重点演習。

宮城野高校のように探究活動や表現に力を入れる高校生にとって、総合型入試は大きなチャンスです。以下に探究活動が活きる入試方式をとっている国公立大学を紹介します。

大学名活きる探究テーマ例特徴
宮城教育大学教育・子ども・地域福祉地域教育に強い。面接・活動報告重視。
国際教養大学国際・環境・英語・異文化交流英語+課題解決能力+表現力
高崎経済大学地域活性・観光・社会課題政策型探究、論理性、プレゼン力が要
長岡造形大学美術・映像・メディア・空間表現芸術探究やポートフォリオを活用可能
会津大学プログラミング・IT・AI・ゲームICT系探究+論理的説明力がカギ
千葉大学教育・地域・福祉・ジェンダーなど幅広総合力+志望動機の説得力重視

鍵は「自立」と「早期対策」

自分で勉強計画を立てる力

自由な校風を言い訳にしない自律

探究活動をうまく活かして、AOや推薦にも活路を

学び方が特殊な宮城野高校だからこそ、「自分の道は自分で切り開く姿勢」が大学合格にもつながります。あなたの個性と可能性を最大限に活かし、夢の進学先を勝ち取りましょう!

武田塾には無料受験相談というものがあります。

武田塾の無料受験相談では

・今自分が何を勉強するべきかがわかります

・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます

・必要な学習カリキュラムを知ることができます

無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。

この機会にぜひ受験相談にお越しください。

武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。

個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。

武田塾の個別指導とは

では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。

紹介していきたいと思います。

指導スタイルについて

武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。

指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。

やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。

ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。

この部分が一般的な個別指導塾との違いです。

指導内容について

成績を上げるには、

①分かる

②やってみる

③できる

この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。

まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?

分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。

ちょっと↓画像を見てみてください。

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「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。

だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?

武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。

では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。

②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。

授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?

武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。

カリキュラムについて

いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?

そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。

各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。

『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。

もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!

宿題について

宿題無くして武田塾にあらず

成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。

その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。

先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。

カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。

さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。

心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。

忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。

短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。

武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。

そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!

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