10月以降、多くの受験生が取り組む「過去問演習」。
しかし、同じ過去問を解いても結果に差が出るのはなぜでしょうか?
その理由は――やり方に差があるから。
過去問は「量」ではなく「分析の深さ」で点が伸びます。
今回は、武田塾でも実践している“過去問演習で失敗しない3ステップ”を紹介します。
STEP①:解く前に「目的」を決める
多くの受験生は、過去問を“力試し”として使います。
でも、本当の目的は「出題傾向を知り、対策を立てること」。
つまり、解く前の準備が9割です。
?やるべき準備
- 過去3年分をまず印刷またはPDFで確認
- 各年度の大問構成・出題テーマをチェック
- 「時間配分」「得点配分」「形式の特徴」を書き出す
例)
英語:長文問題が全体の60%。時間配分は読解に45分必要。
数学:計算ミスが命取り。大問2は毎年確率分野。
この準備だけで、「何に時間をかけるべきか」「どの科目を重点対策すべきか」が明確になります。
STEP②:解いた後の「分析」に命をかける
過去問は解いたあとが本番です。
間違えた問題を赤ペンで直して終わり…では、成績は伸びません。
重要なのは「なぜ間違えたか」を分解すること。
?分析ノートの作り方
- 問題番号・年度・設問を書き出す
- 間違いの原因を分類
- ✅知識不足(覚えていなかった)
- ✅理解不足(考え方がわからなかった)
- ✅ケアレスミス(焦り・確認不足) - 「次に同じ問題が出たらどう解くか」を自分の言葉で書く
?ポイント
・分析は“1問3分”でOK。スピードより継続。
・同じ間違いを2回しない仕組みを作る。
分析を習慣化できた受験生は、11月・12月に一気に偏差値が伸びます。
STEP③:「3周サイクル」で得点力を完成させる
過去問は1回解くだけでは“慣れただけ”に終わります。
合格する人は、3周サイクルを徹底しています?
? 1周目:傾向をつかむ
全体像を知る目的。時間は気にせず“出題のクセ”を把握。
? 2周目:制限時間内で本番形式
本番同様に時間を計り、集中状態で解く。
→ 結果を分析し、弱点リストを作る。
? 3周目:弱点克服テスト
苦手大問だけを抜き出して“部分演習”。
「苦手を潰す」ことに全振りするのが3周目の目的。
? 1年分を3周=約10日が理想ペース。
共通テスト・国公立・私立で演習スケジュールを分けると効率◎。
⚠️ 過去問演習で失敗する人の共通点
・分析ノートを作らない
・1回解いて満足
・点数だけを見て一喜一憂
・「苦手だから後回し」にする
過去問の目的は“本番に強くなる”こと。
そのためには、点数よりも**「同じミスを減らす練習」**を意識してください。
?まとめ:過去問は「解く」より「使う」
1️⃣ 解く前に目的を決める
2️⃣ 解いた後に分析する
3️⃣ 3周サイクルで完成させる
この3ステップを意識すれば、ただの過去問が“合格への設計図”に変わります。
「点数が上がらない」と感じたときこそ、やみくもに演習を増やすのではなく、やり方を整えること。
10月〜11月の過去問演習が、合否を分ける最大の分岐点です。
? 今すぐできるアクション
- 今日、過去3年分の出題傾向をチェック
- 解いた1年分を「分析ノート」にまとめる
- 来週のスケジュールに“2周目演習”を組み込む
この3つを実行できれば、あなたの過去問演習は「伸びる型」に変わります。
武田塾の無料受験相談とは?
武田塾には無料受験相談というものがあります。
武田塾の無料受験相談では
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
・必要な学習カリキュラムを知ることができます
無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。

「1年分の講義がこの1冊に!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓のお申し込みをお待ちしております!!



