こんにちは!武田塾仙台エリアです。
受験が近くなってきて、いつ過去問に取り組み始めればよいのか悩んでいる人も多いと思います。今回はそんな人たちのために過去問の始める時期・進め方を紹介していきます!
1.過去問はいつ始めるべきか
結論:過去問は “早めに着手して、段階的に本格化” が正解
- 第一志望校:9〜10月スタート
- 併願校:11月〜12月スタート
- 直前期(1〜2月):完全に過去問中心
特に医学部は形式のクセが強いので、早期に“傾向を知る”ことで伸び方が大きく変わります。
2.過去問はなぜ早くやるべきなのか?
理由①:傾向把握が早いほど“勉強の方向性”が定まる
大学ごとに
- 時間の厳しさ
- 典型問題 vs 思考問題の比率
- 英語長文のジャンル
- 数学の誘導の癖
が全く異なります。
方向性を間違えると半年無駄になるため、まずは「敵を知る」のが最優先です。
理由②:弱点が浮き彫りになる
過去問を解くと、参考書では気づけない「本番に必要な能力」や自分に足りていない力が分かる。
理由③:点数計画が立てやすい
過去問演習での得点を参考にすることで、本番で何点取れそうか、どれくらい伸ばす必要があるかが明確になります。
2. 過去問演習の開始時期(志望度別)
・第一志望校:9〜10月
→ とりあえず3年分 解いて傾向を掴む
→ その後、復習・分析 → 11〜12月で本格的な演習へ
・ 併願校:11〜12月
→ 第一志望の演習の合間に1〜2年分
→ 1月以降の併願受験の直前期に本格的にやり込む
・ 国公立志望(医学部含む)
- 2次試験対策:夏〜秋から形式チェック
- 共通テスト:10月下旬~本番前まで段階的に割合を増やしながら過去問演習をする
3. 【黄金パターン】過去問の正しい進め方
STEP1:まずは3年分通して解く
→ 時間を測り、本番形式で。
→ 点数より「傾向」を見る。
STEP2:超丁寧に分析
分析は点数より重要。
- どの分野が出やすい?
- 時間配分は適切?
- 落とした問題の原因は?
- この大学特有の癖は?(例:長い英作文・数学の誘導・記述量)
STEP3:復習教材へ逆戻り
弱点に応じて、今まで取り組んだ参考書や問題集で復習する。
STEP4:5〜7年分を固める
同じ大学の過去問は、やればやるほど傾向が見える。
STEP5:直前期(1〜2月)は過去問中心
- 第一志望:10〜15年分
- 併願校:5年分
- 国立:二次10年分 + 共通テスト10年分
4. 過去問の復習で絶対やるべきこと
① 解法メモを作る(最重要)
大学ごとに「合格のための解法」を作る。
例)数学
- 序盤は誘導を使わずに構造を理解
- 微積は計算量多め
- 図形は証明少なめ など
② 英語は“パラグラフごとに読む癖”を身に付ける
私立大学や医学部では超長文が出題されることがあります。そうした問題に対応するにはパラグラフごと に読むことが必須です。
③ 模試と同じ扱いにする
本番と同じ
- 時間
- 制限
- 記述量
を必ず守る。
5. 科目別の過去問の優先度
英語:最優先
理由:大学ごとの差が大きく、時間配分命。
数学:癖が強い大学は特に必須
難関大学(特に医学部)では誘導や証明のパターンが固定化されることがあります。
理科:直前期の伸びが大きい
理解 → 問題演習 → 過去問 のサイクルで短期間で仕上がる。
6. よくある失敗例
- 11月まで基礎固めしかせず、過去問ゼロで突入
- 反省せず“解きっぱなし”
- 解けなかった問題だけ復習して、本質理解に戻らない
- 時間を測らずにダラダラ解く
- 併願校の傾向を知らないまま1月突入(落としやすい)
7. 目安となる「合格ライン」
- 直近5年分の平均点が
合格最低点+10〜15%
を超えると合格率が急上昇。
最後に
この時期、過去問演習の進め方で悩んでいる方は、ぜひ武田塾の ”無料受験相談” をご利用ください!
みなさん1人1人に合った過去問演習の計画・学習プランをご提案します!
武田塾の無料受験相談とは?
武田塾には無料受験相談というものがあります。
・今自分が何を勉強するべきかがわかります
・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます
・必要な学習カリキュラムを知ることができます
無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。
この機会にぜひ受験相談にお越しください。
武田塾ってどんな塾?
武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。
個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。
武田塾の個別指導とは
では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。
紹介していきたいと思います。
指導スタイルについて
武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。
指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。
やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。
ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。
この部分が一般的な個別指導塾との違いです。
指導内容について
成績を上げるには、
①分かる
↓
②やってみる
↓
③できる
この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。
まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?
分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。
ちょっと↓画像を見てみてください。

「入試に必要なすべての英文法の基礎をこの1冊に完全収録!」と書かれていますよね。
だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?
武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。
では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。
『②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。
授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?
武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。
カリキュラムについて
いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?
そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。
各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。
『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。
もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!
宿題について
宿題無くして武田塾にあらず
成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。
その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。
先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。
カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。
さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。
心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。
忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。
短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。
武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。
そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!


