こんにちは!武田塾長町校です。

今回は、毎週火曜日に長町校で指導をしてくれている講師・伊藤心優(いとうしゆう)先生による「英文速読セミナー」を開催しました!

伊藤先生は、東北大学文学部の3年生で、元武田塾生という経歴を持つ頼れる講師。これまでの単語セミナー・構文解釈セミナーに続くステップとして、今回は「英文を速く正確に読むための“要約力”」に焦点を当てた内容で、発展的だけれども超実践的なセミナーになりました!


今回のセミナーで皆さんに身につけてほしかった力は、ズバリ 「要約力」

つまり、

「この英文って結局どんな話?」
「この段落、ひとことで言うと何が言いたいの?」

といった問いに、自分の言葉でパッと答えられる力です。

「難しそう…」「できるか不安…」と思った人もいたかもしれませんが、心優先生からのメッセージはこうでした。

大丈夫!今日できなかったとしても落ち込まなくてOK。
大切なのは、**“意識し続けること”**なんです!


そもそも、なぜ「要約」が英文を速く読むことにつながるのでしょうか?
その理由は、大きく3つ!

  1. 話の流れがつかめて、一文ごとに立ち止まらなくなる
  2. 重要なところとそうでないところの見極めができる
  3. 「あれ、どこに書いてたっけ?」と何度も本文を見返さなくて済む

つまり、“全体のストーリーを頭に入れておくことで、一文一文に振り回されなくなる”のです!


いきなり英語ではなく、まずは日本語の文章で段落ごとの要約にチャレンジ。小学校の国語でやった「段落ごとの要点まとめ」を思い出しながら、

  • 段落に番号を振る
  • 一番大事な文に線を引く
  • その段落にタイトルをつける

という作業をペアワークで実施しました。
参加者同士で「どこが大事?」「タイトル、どうする?」と相談しながら取り組むことで、自然と理解が深まりました!


続いては英文の長文を実際に読んで、同じように要約をしていく時間。
制限時間は…なんと3分!

「え、3分で長文なんて無理じゃない!?」という声もありましたが、実はこれは共通テストで求められるレベルなんです。

読んだ後には設問に答えてもらい、さらに段落ごとの要点を線で示しながら、タイトルづけにもチャレンジ!

模範解答も見ながら、自分の考えと比べて、「あ、こういう見方があるんだ!」という発見もたくさんあったようです。


最後に、セミナーで学んだ「要約の手順」をおさらいしました。


✅ 要約トレーニングの4ステップ

  1. 段落に番号を振る
  2. 重要な一文に線を引く
  3. その段落にタイトルをつける(日本語でOK!)
  4. 線やタイトルを意識しながら再読する

この手順を繰り返すことで、自然と「この文って何が言いたいの?」と考える力が育ちます。
それが英文読解のスピードと質、どちらにも直結していくんですね。


今回のセミナーの最大のメッセージはこれでした。

✔ 重要なところと、そうでないところを見分けようとし続ける
✔ 「この段落は結局何が言いたかったのか?」と考え続ける

うまくできなくても、やろうとし続けることが大事!
最初は不安でも、続けていけば必ず力になります。

「要約が難しかったな…」と思った人は、また要約セミナーに来てリベンジ!
「単語が足りない…」と思った人は、単語セミナーへ!

どのセミナーも、英語力を一段ずつ上に引き上げてくれる内容です。
ぜひまた参加してくださいね!


(画像クリックで申し込みページに飛ぶことができます。)

みなさんの参加をお待ちしております!