― 秋から逆転合格へ!学年・学力別に見る受験勉強の進め方 ―

夏が終わり、いよいよ受験までのラストスパートに突入する「秋」。
しかし、この時期は「何から手をつければいいかわからない」「このペースで間に合うのか不安」と迷う生徒が非常に多い時期でもあります。

この記事では、個別指導塾の視点から、秋(9月〜11月)に最適な勉強スケジュールを学年別・学力別にご紹介します。
文系・理系での違いもふまえ、今のあなたにぴったりのスケジュールの立て方が分かる構成となっています。


この時期の学習は、まだ受験勉強というより「受験に耐えられる勉強習慣の構築」が目的です。

? 文系

  • 英単語(1日30語)、英文法の基礎演習を習慣化(学校で習った範囲を中心に)
  • 古文単語(1日10語)、古典文法のスタート(動詞活用・助動詞の理解)
  • 国語(現代文)は週1で長文読解

? 理系

  • 数学ⅠAの復習+ⅡBの先取り(チャートや学校教材)
  • 英単語(1日30語)、英文法の基礎演習を習慣化(学校で習った範囲を中心に)
  • 理科基礎は定期テスト前後でまとめて復習

? 週の目安スケジュール

曜日内容
月・木数学中心(1時間)+英単語(15分)
火・金英文法・国語(各45分)
水・土古典 or 理科基礎
日曜模試復習 or 演習系まとめ学習(2時間程度)

高校2年生の秋は、受験勉強への助走が本格化する大事な時期です。
この時期から共通テストレベルの問題演習に手をつけることができれば、3年での伸びが格段に変わります。

? 文系

  • 英単語・文法の完成と長文読解への移行
  • 現代文と古典を隔日で演習、定期的に記述対策も導入
  • 日本史・世界史などは通史を開始し、流れを意識

? 理系

  • 数学ⅡBの完成とⅢへの移行準備(教科書+標準問題集)
  • 理科(物理・化学)は「基本法則の理解」に注力
  • 英語長文の精読と速読のバランス練習

? 週の目安スケジュール(1日2〜2.5時間)

  • 月〜金:主要2科目(英・数または英・国)を1時間ずつ
  • 土日:理社のインプット+演習(3時間×2日)

ここからが受験の本番です。秋の学習では、合格点をとるための演習中心の勉強に切り替える必要があります。


▷ 文系

?目標

  • 共通テストで8割以上安定、2次試験記述・私大入試での得点力を最大化
  • 志望校過去問を軸に「合格点をとる練習」を開始

?1週間の学習時間

平日:6〜8時間/休日:10時間以上(週合計60〜70時間)

?週間スケジュール例

曜日午前午後
共通テスト国語 過去問(60分)
復習(30分)
二次英作文演習+添削(90分)日本史 一問一答(30分)+単語帳
共通テスト英語 長文(60分)+復習古文記述演習+解説読解(90分)小論文演習 or 現代文記述対策
共通テスト社会科目(地歴・公民)演習過去問ノート整理+語句暗記文法・古文単語確認
2次英語(記述・読解)本番演習世界史 or 政経 論述対策リスニング音読
現代文記述+評論語彙志望大過去問英語(長文・設問分析)弱点科目復習
英語・国語2本立て模試形式演習模試直し・分析軽い暗記復習
志望大の総合演習(1日で英・国・数or社)過去問ノートまとめ週次目標の確認・調整

▷ 理系

?目標

  • 数学Ⅲや理科の記述・計算問題を“高速かつ正確に”解く訓練
  • 共通テストの得点安定と二次過去問の演習を並行

?1週間の学習時間

平日:6〜8時間/休日:10〜12時間(週合計65〜75時間)

?週間スケジュール例

曜日午前午後
数学Ⅲ演習(60分)+復習化学 無機+理論分野の問題演習英単語・物理公式
共通英語リーディング(50分)+リスニング物理 計算問題集+解法暗記過去問の見直し
数学ⅠAⅡB 共通形式演習化学記述 or 物理記述対策単元まとめノート整理
英語二次記述・長文読解志望校過去問(英語 or 数学)共通テスト社会(1科目)暗記
物理 記述問題(標準〜難関)数学Ⅲ過去問解法の確認リスニング+文法整理
模試形式 数学→理科(AM)模試直し・復習(PM)学習計画見直し
志望大の英数理 1日総演習苦手単元徹底復習週の反省・振り返り

▷ 文系

?目標

  • 共通テストで7割目標、私大対策に向けて「頻出パターン」の習得
  • 社会科と古文の“穴埋め”を最優先

?1週間の学習時間

平日:5〜6時間/休日:8〜10時間(週合計50〜60時間)

?週間スケジュール例

曜日午前午後
英語長文精読+単語確認古文読解+文法復習一問一答(社会)
共通テスト国語過去問演習日本史・世界史の通史まとめ英文法・熟語整理
国語(評論)読解英語整序・文法演習リスニング or 社会語句暗記
古文+漢文 交互学習現代文記述問題の練習小テスト形式の復習
英語長文演習(標準)共通テスト形式の国語・英語ミックス問題時事確認/単語帳
土・日模試演習または過去問実戦(午前)苦手科目の集中復習(午後)知識確認(夜)

▷ 理系

?目標

  • 共通テストで6.5〜7割確保し、私大理系型で合格ライン突破
  • 数Ⅲ・理科の基礎〜標準問題の反復で得点力を強化

?1週間の学習時間

平日:5〜6時間/休日:8〜10時間(週合計50〜60時間)

?週間スケジュール例

曜日午前午後
数学ⅠAⅡB 総復習化学 無機/理論交互英語単語+文法
英語 長文演習数学Ⅲ 典型問題+解法確認物理:重要公式整理
共通テスト英語演習化学 記述(頻出パターン)社会 or 地理の暗記
数学総合演習(ⅡB中心)物理 計算+グラフ演習小テスト・復習
リスニング+整序問題志望校過去問演習(英数)学習計画の見直し
土日総合演習・模試形式/復習・記録整理

▷ 文系・理系共通

?目標

  • まずは「共通テスト型の基礎問題」で得点源を確保
  • 教科数を絞り、暗記科目+得点できる科目に集中

?1週間の学習時間

平日:5〜6時間/休日:8〜9時間(週合計45〜55時間)

?週間スケジュール例(2教科+1暗記教科)

曜日午前午後
英単語50語/英文法(基礎)数学ⅠA 基礎ドリル社会用語暗記
共通テスト英語リーディング(基礎)数学ⅡBの典型演習国語語彙確認
英語文法問題集1章数学の復習古文の単語と文法1単元
社会科まとめノート数学問題演習音読復習・暗唱練習
英語の短文読解社会一問一答1週間の知識小テスト
土日週間総復習+テスト演習間違いノート整理1週間の振り返り+来週計画

? ポイント:1冊の教材に集中して「反復学習」→「定着」を最優先

秋は、努力がそのまま結果に直結するフェーズです。
焦らず、でも決して止まらず、あなたに合ったペースと内容で着実に進みましょう。

特にこの時期は「正しい勉強法」と「優先順位」がすべてを左右します。独りで悩むより、プロの先生や塾の力を借りて戦略を固めることも合格への近道です。

武田塾には無料受験相談というものがあります。

武田塾の無料受験相談では

・今自分が何を勉強するべきかがわかります

・志望校に合格するために受けるべき模試を知ることができます

・必要な学習カリキュラムを知ることができます

無料受験相談に申し込んだからといって、無理に入会させるようなことはありません。

この機会にぜひ受験相談にお越しください。

武田塾は生徒と1対1で指導を行っている個別指導塾です。

個別指導塾とは言っても、キャッチコピーである『日本初!授業をしない』から想像できるかもしれませんが、武田塾の個別指導は一般的な塾とは違い、授業をすることはありません。では、何をするのかというと「勉強法」を伝えていきます。

武田塾の個別指導とは

では、武田塾の個別指導はどういったものなのでしょうか。

紹介していきたいと思います。

指導スタイルについて

武田塾では生徒1名に対して講師が一人つくマンツーマン形式で指導を行います。

指導時間は受講するコースによって異なりますが、指導時間60分がスタンダードです。

やってきてもらった宿題がしっかりと定着しているか確認するテストがあり、こちらは指導時間60分の前に1科目60分かけて行います。

ですので、指導時間60分は丸々指導に充てられる仕組みになっています。

この部分が一般的な個別指導塾との違いです。

指導内容について

成績を上げるには、

①分かる

②やってみる

③できる

この3ステップが必要不可欠ですが、説明型の授業で得られるのは『①分かる』までです。

まず、『①分かる』のに授業は必ず必要ですか?

分かりやすい優秀な参考書は山ほどありますからそれらを使えば『①分かる』はクリアできるはずです。

ちょっと↓画像を見てみてください。

「入試に必要なすべての英文法の基礎をこの1冊に完全収録!」と書かれていますよね。

だったら授業を受けるより読んだ方が早いですよね?

武田塾では基本的に英文法だったり公式だったり読めば分かるものをイチから全て説明をするのはムダだと考えているので授業をしていません。

では、指導時間60分の間に何を行っているのかというと、『②やってみる』、『③できる』というところまで個別で親身になって徹底指導・管理しています。

②やってみる』、『③できる』には学校や塾での演習時間内では足らず、どうしても自己学習が必要になってきます。

授業中は出来てもいざ独りでやってみるとできなかったり、暗記が上手くいかなかったり、そんな経験はありませんか?

武田塾では正しい勉強の仕方や効率的な暗記の仕方から始まり、『②やってみる』、『③できる』に関わる全てのことで指導をしていきます。

カリキュラムについて

いきなり、滅茶苦茶レベルの高い参考書をやれって言われも困りますよね?

そこで、武田塾では市販の参考書のレベルだったり効率的な使い方だったり全て分析しています。

各生徒の入塾時のレベルに合った参考書から志望校合格まで、どの参考書・問題集をどの順番でやって、、、というのをまとめてて、入試日まで残された日数を元にカリキュラムを作成しています。

『志望校』、『生徒のレベル』、『入試までの残り日数』が分かれば自動的にカリキュラムができ、独自のシステムを使って進捗を追いかけていくので、講師によってカリキュラムがぶれたりすることはあり得ません。

もちろん生徒の予定だったり苦手分野だったりに合わせてペースを変えることだってできます!

宿題について

宿題無くして武田塾にあらず

成績を上げるステップの『②やってみる』、『③できる』には自己学習が必要です。

その自己学習のサポートとして武田塾では徹底的に宿題を管理していきます。

先程説明したカリキュラムに沿って宿題を出していきます。

カリキュラムに沿って宿題が出されるので講師によって宿題が違ったり出されなかったりするということはあり得ません。

さらにその宿題の出し方にもこだわっていて『4日進んで2日戻る』という方針で宿題を出しています。

心理学者であるエビングハウスの実験によると20分後には42%、1日後には74%も忘却するという結果が出ています。

忘却には実は『再認可能忘却』と『完全忘却』という2種類があります。それぞれの言葉の意味は文字通り、再び認識できる忘れ方と完全に記憶がなくなってしまう忘れ方なのですが、大事なのは『再認可能忘却』の時に復習をすれば記憶が強化されるということです。

短期記憶を中・長期記憶へ変えていく作業に必要不可欠なのが『4日進んで2日戻る』というスタイルです。

武田塾に興味を持っていただけましたでしょうか。

そんな方はぜひ、無料の受験相談、体験特訓おまちしてます!!

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